仮想通貨 ビットコインキャッシュのハードフォークをサポートする企業達
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日本時間2018年11月16日の午前0時前後に実行される予定のBitcoin cash(ビットコインキャッシュ※以後BCH)のハードフォークが話題になっています。
これというのは、現状価格を急激に上げている理由になっています。
コンテンツ目次
サポート表明する取引所達
Binance(バイナンス)
公式WEBサイト:https://www.binance.com/en
仮想通貨市場で世界的にトップレベルの取引所の一つです。
多種類のコインを扱っており、出来高も多い取引所です。
Coinbase(コインベース)
公式WEBサイト:https://www.coinbase.com/
2012年6月から創業している仮想通貨取引所。最近ではIPOに向けて動くなど、高い収益性も注目されており評価額は80億ドルと言われています。
厳しい審査のIPOを受けようと取り組んでいることから、取引所として今後の規制化にも対応する健全な動きが期待されています。
Poloniex(ポロニエクス)
公式WEBサイト:https://poloniex.com/
仮想通貨取引所として、長く運営をしている取引所の一つです。
多くの顧客を抱えており、それに伴い、高い出来高があります。
CoinEx
公式WEBサイト:https://www.coinex.com/
BCHを基軸通貨として取り扱いをしている取引所。
出来高は世界的に見ても少なくない量が取引されています。
KuCoin(クーコイン)
公式WEBサイト:https://www.kucoin.com/#/
bainanceの仕組みを取り入れた比較的新しい取引所です。
ethereum(イーサリアム※以後ETH)をベースにしたトークンを発行しており、2018年11月06日現在、時価総額ランキング64位と高いランキングを維持しています。
このコインは取引手数料を割引できる機能を持っています。
このコインのランキングの高さからある程度の人気があることが分かります。
WALLET(ウォレット)会社
TREZOR(トレザー)
公式WEBサイト:https://trezor.io/
ウォレットにはいくつか種類があります。
その中でセキュリティが高いとされているのがハードウォレットと呼ばれるタイプです。
TREZORは仮想通貨ファンの中でも信用度の高いハードウォレットです。
分裂コインの管理での注意点
分裂はまだ未確定
取引所はハードフォーク(大規模アップデート)に対応するのであって分裂後のコインの付与に関しては、正式な記述はありません。
それもそのはずで、分裂するのが確定という訳ではないんです。
現状、BCHは2つのアップデート案で揉めています。
「Bitcoin ABC派」「Bitcoin SV(サトシヴィジョンの略)派」の2つです。
技術詳細はここでは省きます。
重要なのは、双方のアップデート案はマイナー達が分かれる程に対立しています。
マイナーの対立→マイナーの分裂→コインの分裂の可能性がある
ざっくりとこのように理解して頂ければと思います。
コインの分裂に関する以前の記事はこちら
仮想通貨 ざっくりと理解するコインの分裂の基礎知識
https://cryptoboy.jp/cryptocurrency-division/
取引所自体はコインの分割に関与していません。
ですので、
「ハードフォークというアップデートには対応するけど、コインの分割が確定していないので、どうするか発表できない」
このような状態だと考えられます。
現状、リプレイアタック保護がない
今回、コインが分裂したとするとBitcoin SVが誕生すると言われています。
仮にコインが分裂したとすると・・・
①Bitcoin cash
②Bitcoin SV
この2つのコインが存在することになります。
リプレイアタックとは、
①を送金すると同時に②が送金される。
反対に③を送金しても、①が同時に送金される。
このように、片方を操作するともう片方も勝手に操作されるような状態になります。
2つのコインは別物なのに、このような状態では使用できません。
ここまでを踏まえて
「BCHは分裂が確定ではなく、分裂する可能性が高い」
というのが正確な言い方です。
この状態は2018年8月から懸念されていたことです。
上記のbinanceを含む、世界的な大手取引所がBCHのハードフォークに対応するという表明がBCHの価格高騰につながったと考えれます。
分裂するとしても、対応してくれるだろうという期待感がそうさせていると考えられます。
コインの分裂に関しては、分裂直前まで情報を追っていく必要があるでしょう。
また、分裂に対応する取引所を精査しておく必要があるでしょう。
分裂したとしても入出金はしばらくやらない方が良いでしょう。
リプレイアタックは取引所でもウォレットでも資産管理を混乱させます。
また、現状は分裂するかどうか分からないから、そもそもリプレイアタック対策が必要か?
の段階です。
分裂が濃厚となるとリプレイアタック対策が講じられる可能性もあります。
ようするに、どうなるか様子を見る段階であるということです。
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