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自分で進化するプログラム?ICOで話題沸騰のTezos(テゾス)とは何か?

2017/10/26

ビットブル

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この記事は約6分で読めます。

地球の皆さんこんにちは。クリプトボーイです。

今回の記事では、ICOで話題沸騰!
最大級の資金調達に成功した<Tezos(テゾス)>について解説するぞ。

大きく資金を動かした秘密は、
Tezos(テゾス)が掲げるプロジェクトの内容にある。

ぜひチェックしてくれ!

 

Tezos(テゾス)とは何か?

Tezos(テゾス)がプロジェクトとして始まったのは、2014年。

ICOでの資金調達は2017年7月頃に行われ、
そこで集めた金額は、ナント232万ドル!!!
というICOでも最大級の通貨になる。

 

Tezos(テゾス)の掲げるプロジェクトの詳細は?

Tezos(テゾス)のプロジェクト内容を簡単に説明すると、
<自動プログラムで進化をする
非中央集権管理のブロックチェーン>だ。

どういうこと?というのを、次から解説するぞ!

 

Tezos(テゾス)プロジェクトが注目されている理由

Tezos(テゾス)は様々なブロックチェーンの「いいとこ取り」ができる

各暗号通貨を始めとするブロックチェーンは、
互換性がないので、プログラム上、共存することが難しい。

また、アップデートすると
以前の仕様が失われてしまうということもある。

(アップデートされるって聞くと
僕たちは手放しで「これでより使いやすくなるぞ!」とか思いがちだけど、
アップデートするということは少なからずリスクを孕んでいる。
iPhoneやAndroidなどのスマフォも、
アップデートで仕様が変わって使いづらくなった、
前の方が良かった・・・なんてこと、割とあるよね?)

でもここで、これまでの仕様の中で優れているところや、
各ブロックチェーンの良いところを取り入れた
<いいとこ取りハイパー装備なブロックチェーン>が開発できたらどうなるだろう?

それはきっと、多くの産業に適した、
そして何より有益なプラットフォームとなるに違いない。

 

Tezos(テゾス)のブロックチェーンは「大人の事情」に左右されない

実は、これまでの中央集権コンテンツのアップデートは、
大半が、どうしても「中央の都合」を含んだものになりがちだった。

アップデートの全てがコンテンツを使用する
僕らユーザーの為になるとは限らない。大人の事情ってやつだ。

そんな中でTezos(テゾス)は、
過去から現在、未来に至るまでの多くのブロックチェーンの長所を取り入れて、
自分自身のプログラムで進化をするブロックチェーンという
かなり革新的なプロジェクトをうたっている。

つまり、大人とか偉い人とかの利権などを挟まず、
純粋にコンテンツの制作者や、僕たちのような使用者にとって
公平なプログラムに進化を続けるブロックチェーンという事だ。

これは一見、SFのようなプロジェクトにも思えるけど、
技術的には実現可能と評価されている。

それによって大物投資家も参加し、
話題が話題を読んで、ICO時には多くの資金が集まったんだ。

 

Tezos(テゾス)が抱えている問題

Tezosプロジェクトチームの内乱が勃発!

ICOで多額の資金調達に成功したTezos(テゾス)だったけど、
2017年10月にTezosプロジェクトチームの内乱が問題となった。

Tezos(テゾス)創業者にして、
Zcash(ジーキャッシュ)の顧問も務めるArthur Breitmanの妻、Kathleen Breitmanは、
WSJ(ウォールストリートジャーナル)の記者のインタビューで
この内乱についてコメントしているので、詳細を知りたい人は下記のリンクを参照してくれ。

※参考:https://www.cryptocoinsnews.com/lawsuit-232-million-tezos-prepared-not-likely-succeed/

ここでは簡単に要点だけピックアップしてみるけど、
この内乱はプロジェクトの支配権を巡るものだった。

まず、プロジェクト支配権は創業者にあるものではないという見方があり、
それについて、Arthur Breitmanは意義を申し立てているらしい。

そして、この内乱によって、プロジェクト進行に影響が出ているようだ。

 

資金調達に関して、SEC(米国有価証券取引委員会)の調査のメスが?

また、これとは別に資金調達の手段についても問題があって、
SEC(米国有価証券取引委員会)が
Tezos(テゾス)の資金調達手段を調査・検討する必要性を発表して、
Tezosプロジェクトチームは、現在そちらにも取り組んでいる。

 

Tezos(テゾス)はこれからどうなるのか?

課題は投資家への印象回復

SEC(米国有価証券取引委員会)の調査や
プロジェクトチームの内乱が、
世界でも影響力の高いメディアである
WSJ(ウォールストリートジャーナル)で報道されたことで、
Tezos(テゾス)は投資家への印象を悪くしてしまった。

今、メディアと投資家はTezos(テゾス)が
「最悪のシナリオを回避できるか?」に、とても注目している。

最悪のシナリオが何かというと、
「プロジェクトが廃止され、なおかつ資金の返金が実施されないこと」。

ICOを始め、暗号通貨には今はまだあらゆる規制ルールが足りていない。

現状の解釈次第では、いくらICOに大金を投資したとしても、
資金を集めた側には返金義務はないという見方もできてしまうのだ。

 

Tezos(テゾス)のまとめ

Tezos(テゾス)はICOの資金調達が多く集まった事で、
その認知を爆発的に広げることにも成功した。

問題は発生しているものの、プロジェクト自体は企業が行っているため、
進行がまったくもって止まってしまうということは考えにくい。

WSJ(ウォールストリートジャーナル)には、
企業の経営者であるArthur Breitmanが
企業売却する事も視野に入れていると記載されている。

ただ、Arthur Breitmanという人物はかなり有能な人材らしいから、
彼が今回の事をきっかけにプロジェクトから抜けた場合は、
投資家にどんな印象を持たれるか?というところは、気にした方がいいだろう。

SEC(米国有価証券取引所)については調査結果次第になるけれど、
最終的には税金を支払うなどの対応で
プロジェクト運営資金を減らす事で対応するのでは?と考えられる。

Tezos(テゾス)は暗号通貨市場の大きなプロジェクトの一つであり、
今後の規制にも影響があるから、、良くも悪くも、今後も動向を注目していこう!

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