仮想通貨 セントラリティ ICOが6分で終了したcennzとは何なのか?
この記事は約7分で読めます。
地球のみなさんこんばんは!
クリプトボーイです。
本日は、ICOの段階で話題になっていた、セントラリティについての記事だ!
「ICO(仮想通貨を使用した資金調達)で参加したコインが100倍になった」
「ADAで億り人になった」
時価総額2位のETH(イーサリアム)のICO時の価格は1円であったと言われている。
2018年2月21日現在では約10万円。
通常の投資ではここまでのリターンは考えられなかったので
多くの人が続々と他のICOに参加をしたのだ。
大きなリターンを求めて手当たり次第に資金を入れる人がほとんどだ。
新たなコインも次々に誕生。
ICOで資金調達を行いブロックチェーンプロジェクトを進める為である。
一方で、ETHの創始者であるVitalik Buterinは、
「ICOを行った9割のプロジェクトは失敗するだろう」
と発言した。
そして、中国政府は
「仮想通貨の9割は詐欺である」と発言。
双方の意見は、仮想通貨市場が直面している課題を考慮した発言である。
コンテンツ目次
◆誰でも参加できるICO◆
ICOの事をよく「株式の上場のようなもの」と解説する情報を見聞きしますが、これは間違いである。
株式で上場するのは簡単ではない。
会社の中身を厳密に審査されて、基準をクリアした会社が上場となるのだ。
ただし、仮想通貨は違う。
現在、ICOを行うほとんどはスタートアップである。
株式の上場の基準をクリアできる組織はほとんどない。
でも、上場が出来てしまっているのだ。
仮想通貨の上場とは、簡単に言うと・・・
「コインマーケットキャップと呼ばれる時価総額ランキングサイトに掲載されている取引所で扱われること」だ。
現在、世界中で取引所の数が増えている。
取引所の質はバラバラである。
人気がなく出来高が少ないものもある。
ユーザーの少ない人気の取引所とユーザーの多い人気の取引所では当然、収益も違う。
収益はセキュリティをはじめとする品質向上に充てられ、
扱うコインの質に拘る取引所もあれば、そうでない取引所もある。
つまり、
「ICOを行い、開発と普及に真面目に取り組まなくても、適当な取引所なら扱ってもらえ、結果として上場できてしまう」
というのが実情なのだ。
◆仮想通貨は基本的にベンチャー◆
認知度がある企業は基本的には実績が伴う。
周りが認める実績を得る過程で、資金力、技術力、リソース(情報や人材など)を得ている。
しかし、スタートアップは違う。
0からスタートする為、資金力、技術力、リソースが認知度がある企業と比べて不足している、
認知度(注目度につながる)、資金力、技術力、リソースは成功する為に必要不可欠な要素。
ブロックチェーンは開発中でエンジニアが不足している分野である。
真面目に取り組んでも、スタートアップ企業が一般消費者を満足させるブロックチェーン製品を完成させて、
普及させることは困難であると言える。
vitalikと中国の発言は、上記のような課題とも言える実情を考慮したものと考えられる。
◆Centralityは暗号通貨市場の課題を改善するコイン◆
上記の状況から、スタートアップは認知度のある組織に比べて、
ブロックチェーンプロジェクトを成功させる上で不利であり、それは投資家へのリスクと直結している。
実際に成功するかどうかが不透明であり、確率は高くないからだ。
Centralityはスタートアップが抱える不利を改善できるものを製品(プラットフォーム)として提供する。
簡単に言うと・・・
「スタートアップが持つプロジェクト成功に必要な要素を集中させて、互いに連携や使用が出来れば、認知度の高い組織にも負けない、
あるいはそれ以上の規模を手にする事ができる」
と、いう事。
現在、コインの数は公開されているだけでも1500種類を超えている。
その分、技術・資金・リソースが分断されているとも言える。
各プロジェクトが連携しやすくなれば、技術・資金・リソースが集中して成功しやすくなるという事である。
・偏差値の高い大学がブロックチェーンを学べる講義を追加した
・自国のお金を仮想通貨にしようと研究している国が増えている
・世界中の銀行や企業がブロックチェーンを導入しようと模索している
・各国、ICOに関する規制(健全化)を進めている
このような状況を踏まえると、コイン(プロジェクト)は今後もドンドン増えていくであろう。
そして、それらがCentralityの製品に参加をすれば、Centralityは価値を上げていくと考えられる。
CentralityはETHベースの「CENNZ」と呼ばれるコインを発行している。
CENNZは2018年1月のセールにて6分で売り切れ。Centralityは1億ドル(約100億円)の資金調達に成功したのだ!
◆Centralityは会社◆
Centrality platformはニュージーランドに設立された有限会社だ。
注目ポイントは既に多数の製品を保有しているという事。
現在進行形でブロックチェーン市場で収益を得ているという事だ。
〇Centralityの製品(ツール)例〇
また、ホワイトペーパー(プロジェクト概要書類のようなもの)によれば、これらの製品の多くは上場企業と提携している。
ニュージーランド政府から3年間で1500万ドル(約1億5千万円)の返金不要の研究助成金も受領している。
公開情報によると、Centralityの技術チームはAlibaba、Baidu、XERO、Google、IOTA、HYPERLEDGER、Consensysなどのハイテク企業、
ブロックチェーン企業、大学から来ている。
参考元:https://medium.com/centrality/centrality-tge-raises-over-100-million-in-under-six-minutes-8a8f505f6b7a
◆さいごに◆
私がこのCentralityの記事を書かせて頂いた理由は、
皆様に「コインの中身」というものに目を向けて頂きたいからである。
仮想通貨はベンチャーであり、成功するかどうかの保証をしてくれる人は誰もいない。
現在、新規の参加者がドンドン増えているが、
コインの中身に向き合って、自己責任で取り組んでいる人は少数だと感じている。
Centralityは既に製品があり、収益を得ている。
仮想通貨では、こういったスタートアップ会社はとても少ない。
現在、沢山のコインがあり、種類が増えている。
調べるのに慣れていないかもしれない。時間がかかって手間かもしれない。
でも、数倍のリターンを得るのは、何もせずに得られるほど、簡単ではないのだ。
本来、勉強して、慣れない作業に時間を使って、比較したりして情報と向き合うのが普通だと僕は思う。
私がお伝えさせて頂いた情報と向き合う事で皆様の次に活かせる行動に少しでもお役に立てれば幸いに思う!
あくまでも自己責任。
自分で情報と向き合って取り組んでいこう!
◆情報取得の参考となるURL◆
公式サイト:https://www.centrality.ai/
公式ブログ:https://medium.com/centrality
ツイッター:https://twitter.com/centralityai
フェイスブック:https://www.facebook.com/centralityai
※追記
セントラリティが新たに上場した!
今までは、singularxという新しい分散型の取引所で、
操作方法や画面がわかりずらく、
利用者はあまりいなかった。
しかし、
今回上場された取引所は、クリプトピアという取引所だ!
この取引所は、
世界的にメジャーとまでは言えないが、
多くの仮想通貨銘柄を扱っているので、
知っている人も結構多い取引所。
なので、
セントラリティがより活発に取引されることになるだろう。
セントラリティは大型の取引所への上場もこれから可能性が高いので、
今のうちに買っておくといいかもしれない。
クリプトピアの登録方法については、
こちらのPDFを参考にしてみてくれ!
関連記事