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【仮想通貨投資】仕手とは何か?見分けるには?情報収集が大事!

2018/02/08

名波 はるか

名波はるか

この記事は約4分で読めます。

こんばんは。
名波はるかです。

暴落相場はピークよりかは落ち着きを取り戻してきましたね。
このまま徐々にでいいので回復していって欲しいですね。

さて、今回は株やFX、仮想通貨の世界でたまに聞く、仕手とは何なのかについて解説していきます。

Googleで「仮想通貨 仕手」で検索すると様々な情報が出てきます。

仕手とは何か?仕手によって何が起こるのか?
今回はこれらの事についてお話ししていきたいと思います。
最後に、仕手の見極め方のヒントもご紹介しています。

仕手とは何か?

仕手とは、簡単に言うと価格操作のことです。
通常、トレードは売りたい人と買いたい人のバランスで成り立ちます。
売りたい人が多ければ、価格は下がり、買いたい人が多ければ上がります。

(仕手株という単語には聞き覚えがある方もいるかと思います。
その仕手と同じ意味合いと思ってもらって構いません。

ETH(イーサリアム)を例にして解説します

ETH(イーサリアム)を例に考えてみましょう。
現在、ETHをベースに多くのコインが生み出されています。
生み出されたコインを使用すると元のETHを手数料として使用します。
また、生み出されたコインはICOと呼ばれる手段で資金調達を行います。
資金を送る投資家はETHを支払う事が多いです。

つまり、
①新たなコインを使用する
②新たなコインに投資をする

ETHには、少なくても上記2つの買いたい理由が存在します。

利用用途(実需要)があるから、買う。
買われるから価値が上がる。
利用用途があるから、売る人が少ない。だから価格が維持される。
これが、自然な流れです。

要するに仕手とは、
実需要関係なしに「価格を上げたいから」という理由で行われます。

仮想通貨は数多くあり、その多くは価格が安く、露出の少ない目立たないものです。

巷ではこういったものを「草コイン」と呼んでいます。
草コインは利用用途(実需要)がないものが多いです。

 

実需要の無いコインの爆上げは危険

2018年2月現在、BTC(ビットコイン)をはじめ、ほとんどの仮想通貨は暴落しました。
仮想通貨市場のボリューム自体が激下がりしているので、当然の動きです。

にも関わらず、1日で30倍に暴騰し、一気に暴騰前の価格以下になったコインがあります。


1日の動きでこれは明らかにおかしいです。
そこで理由を色々調べてみたところ、下記の事が分かりました。

①公開されている取引所は出来高の少ないマイナーなもの
②2018年2月7日以外は価格の動きなし
③上昇ピーク時の時価総額ランキング20位以内、下降している現在は435位※2018年2月7日現在

 

①~③を総合的に考えると、
これまで目立つ事のない低価格の草コインが突如上昇して、一気に下がったということです。

価格を維持できなかった事からETHのような実需要がなかった事が予想されます。
実需要のないコインを保有している人は少ないでしょうし、
出来高の低い取引所(ユーザーの少ない取引所)ということは、板も薄いことが予想されます。

板が薄ければ、少ない資金で簡単に価格を上げる事が出来ます。

絶対とは言いませんが、このように前触れもなく価格が急上昇して、その価格を維持できないものは仕手である可能性がとても高いです。

 

まとめ

「コインが30倍、100倍になって儲かった!仮想通貨は凄い!確率の高い宝くじだ!」
このような考えで参加をしている人は少なくないです。
しかし、上記の内容を踏まえると誤りであると言わざるをえません。

実需要が伴って上がるのが健全です。
これが分かっていない場合、「まだ上がる」と考えて高値で購入した人は大きな損をします。
もしも、このような事例に出くわしたら、まず落ち着いて下記の行動をしてみて下さい。
①上がった原因を調べる
②コインの認知度を調べる
③取引されている出来高を見る

もし、①~③が上がった原因が特になく、コインの認知度も少なく、取引されている出来高が少なければ、
それは価格を維持できない仕手である可能性が高いです。

実需要のある良いコインを事前に調べておいて、上がる前に少額資金を入れておく。
これが、仮想通貨に取り組む上でとても大切になります。

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