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Civic(シビック)とは?ブロックチェーンによる安全な個人認証システム

2017/10/19

クリプトボーイ

クリプトボーイ

この記事は約5分で読めます。

地球の皆さんこんにちは。クリプトボーイです。

これを読んでいる諸君は、
色んなサービスに申し込む時のIDやパスワードの管理に
頭を悩ませてはいないだろうか?

ちょっとしたサイトにフリーアドレスを登録する程度だったらまぁいいとして、
個人情報や金融機関のデータなんかは、
二段階認証も含め、いちいち入力するのが面倒臭い。

かといって、セキュリティは強くないと困る。

IDの盗難や個人情報の侵害などの被害は年々増加し、
一説によると、企業はセキュリティ対策への費用に何百万ドルも使用しているらしい。

今回紹介するCivic(シビック)は、それらの問題を解決するために誕生した
ブロックチェーンによる安全な個人認証システムである。

早速、内容を解説していくぞ!

 

Civic(シビック)の基本データ

通貨名(通貨単位) Civic(CVC)
最大供給量 1,000,000,000CVC
現在の供給量(記事作成時) 340,200,000CVC
システム(アルゴリズム)  –
公開日  2017年5月31日
CoinMarketCap(チャート) https://coinmarketcap.com/currencies/civic/

Civic(シビック)の概要

Civiv(シビック)は、バイオメトリック・・・
つまり「生体認証」を使った、個人認証を目的としたブロックチェーンだ。

SPS(セキュアプライベートサインアップ)と
SPL(セキュアプライベートログイン)、指紋認証機能などがあり、
パスポートや運転免許証などの「個人情報」を
各公共機関や企業が安心して参照できることを目的としている。

 

 

 

 

ロゴはCに鍵穴。シンプルで可愛らしい印象だ。
ドラえもんの鈴に見えなくもない。

 

Civic(シビック)で実現できること

Civic(シビック)では以下のようなことが実現できるらしい。

  1. SPS(セキュアプライベートサインアップ)を利用することで、
    ID所有者が新しいアカウントを確実に作成することできる。
  2. SPL(セキュアプライベートログイン)を利用することで、
    ユーザー名やパスワードを使わなくても、
    Webアプリやモバイルアプリにログインできるようになる。
  3. 簡単なパスワードやパスワードリセットに対するハッキングリスクを回避し、
    従来の2段階認証のように手間をかけなくて済むよう、
    優れたUXとマルチファクタ(多要素)認証が提供される。

つまり、様々な個人認証がスムーズに、
かつ、セキュリティが強固になる感じだな!(ざっくり)

 

Civic(シビック)と似たコンセプトを持つ通貨は?

AirSwap(エアスワップ)

仲介者や取引手数料なしで、
グローバルなP2P取引ネットワーク上で
プライバシー、セキュリティが守られた選択肢を提供するために設計されたもの。

Omega One(オメガワン)

世界中の仮想通貨取引所を通じてトレードを行う
分散型の自動実行プラットフォームを提供し、
ユーザーをリスクから保護し、トレードのコストを軽減しようというもの。

OpenANX(オープンエーエヌエックス)

既存の取引所をネットワークに結びつけ、
リスクを測定する方法をユーザーに提供する
担保付与金システムを実施することにより、
既存のモデルの強みを活用して、分散型の既存の交換を改善する。

 

Civic(シビック)の取り扱い取引所は?

  • BTER
  • Bittrex
  • COSS
  • Decentrex
  • EtherDelta
  • HitBTC
  • Liqui
  • Mercatox
  • Novaexchange
  • Poloniex

 

Civic(シビック)のパートナーシップ

  • Jaxx(暗号通貨のウォレット)
  • Rootsktock
  • COSS
  • BitGo
  • Lykke(取引所)
  • Propy(不動産のブロックチェーンプロジェクト)
  • xapo(Bitcoin利用可能なデビットカード)

 

Civic(シビック)の実用例

  • ICOのKYC
  • 0x
  • doc.ai

 

Civic(シビック)の今後の可能性

現状のCivic(シビック)の課題として、
犯罪の温床となる非合法取引サイト(ダークマーケット)の監視、
指紋認証機能の導入、APIの拡張などの開発などがある。

しかし、個人情報は法律に大きく影響を受ける分野であることから、
政府や地方庁から認められた場合には大きく跳ね上がる可能性を秘めている。

Civic(シビック)はカンファレンスなどの参加は少ないものの、
CEOのVinny Lingham(ビニーリングハム)が
積極的に活動を行っている様子は、Twitterの彼の発信から窺うことができる。

 

 

 

 

 

 

 

https://twitter.com/VinnyLingham

Civic(シビック)はまだまだ活用事例が少ないが、
Civic(シビック)のAPIの使いやすさ、
Civic(シビック)上の個人情報の正当性を認知されれば、徐々に価格が上がる可能性は高い。

今後に期待できる通貨といえるだろう。要チェックだ!

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