ビットコインは8500ドルで反発出来ず。チャートの印象通りの進行。どこまで下がるのか?
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※本記事更新は2019年11月19日AM9時
※価格情報はバイナンスを参考
ビットコインは8500ドルで反発出来ず
前回の分析(11月16日の日足のチャート)時点で、
意識の高い価格帯は7800~8000ドル。
上昇した時はSMA7で上を抑えつけられる可能性がある。
緩やかな下落を進行させる印象だが、8500ドルは大きな反発をする可能性も僅かながらある。
上記の事をお伝えさせて頂いていました。
17日にビットコインは小さく上昇。SMA7で頭を抑えつけられて8500ドル前後で推移。
18日に大きく下落。8062ドルまで下げました。
19日現在、小さく戻して8200ドル前後を推移。
概ね、前回の分析の通りの動きと言えます。
現状、大きく高騰させる印象はありません。
一気に高騰させたとしても、直ぐに反発してしまう可能性の方が高いと考えられます。
つまり、明確に上昇する為には数日、数十日かけてコツコツと上げていく動きが必要であるという意味です。
※ファンダメンタルでの高騰を除く
現状、相場の印象は弱気。
目線は7800ドルを割るかどうかです。
ここを割った場合に意識されるのは7600ドル(月足SMA25)
さらに割ると7300~7400ドル(10月23日~25日の下げ止まり)
さらに割り込むと7000ドルが意識される可能性があります。
また、緩やかな下落において、下落の方が徐々に効率的になってきている様子が伺えます。
急落の警戒を強化する必要があるでしょう。
ビットコインが上昇トレンドになる条件
私見を端的に言うと、「12月に8500ドルを明確に超えていけるかどうか」です。
今月の分析で一貫して月足下落トレンドラインが強く機能していることをお伝えしています。
この月足下落トレンドラインを超えていけるかどうかは大きな要素です。
12月になると月足下落トレンドラインは8500ドルに重なります。
12月に焦点を合わせているのは、11月の下落トレンドラインは9400ドルに重なっているからです。
現状、そこを超えていける印象が薄い為、上昇するにしても12月の方が印象が強いという思考です。
イーサリアムに関して
アルトコインは全体として、依然ビットコインの影響が出ています。
その中で、イーサリアムは12月4日の大型アップデートを控えています。
そのアップデートはイーサリアムの処理能力6000倍と大きく向上することが期待されています。
現在、イーサリアムは処理能力が追い付かない状況です。
それだけ、コンテンツが多いという見方もできますが、そのままではコンテンツの普及が見込めないというデメリットの方が大きいです。
開発者の目線で考えると、イーサリアムを使用するのが難しいです。
今回のアップデートが成功すれば、長期的な見通しでイーサリベースのプロジェクトの滞りがいくつか改善されることが見込めますので比較的ポジティブな動きと言えます。
しかしながら、長期的な展望がすぐに相場に影響をするという考えは出来ません。
今回のアップデートはトレードの目線としては、長期的に注目度を継続させる要素が増えたと受け取るのが妥当でしょう。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
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