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SONM(ソン)とは何か?詳しく解説!

2017/07/02

クリプトボーイ

クリプトボーイ

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SONMの基本情報

  • 公式サイト:https://sonm.io/
  • 総発行枚数 : 165,680,000枚
  • 派生元:イーサリアム
  • ICO集金額 : 41000USD
  • 取り扱い取引所:yobit / liqui

 

SONMとは

Supercomputer Organized Network Mining の略称

SONMは世界中のマイナーたちが、
自分たちのPCのマシンパワーを貸し出すことのできる
ネットワーク(プラットフォーム)です。

このマイニングネットワークを利用した
フォグ・コンピューティングのプラットフォームです。

 

似たようなコンセプト

  • Golem
  • MaidSafe
  • Gridcoin( 利用先のBOINCが該当 )

 

概要

SONMはこのネットワーク上に参加する
マイニングマシンのパワーを利用して、
サイトホスティング、アプリケーション開発、
機械学習、科学研究、ゲームサーバ、
動画のリアルタイム配信やCGIレンダリングなど
計算などの高いコストがかかるものを、
容易に多岐にわたる開発・応用が可能となるプラットフォームを提供します。

ユーザーはこのプラットフォームを利用する際に
SONMトークン(SNM)を使用し、
マイナーたちにはマシンパワーを貸し出した分の報酬を得ることができます。

 

背景

分散型スーパーコンピュータの需要の増加

近年、IoTという言葉を聞いたことがありますか?
Internet of Things (物のインターネット)

これは簡単に言うと、
テレビのリモコンや体温計などを
インターネット経由で通信する、ということです。

最近(2017/06/29)では、
トヨタが車に導入しようと力を入れていますね。

他の事例だと、ドローンの自律飛行や、
家畜に体温センサーを取り付けて体調管理などがありますね。

しかし、IoTは今までのスマホやPCとは違い、
桁違いの数の機器が、桁違いのデータ数を
インターネットを経由して送受信するため、
膨大な数のデータ処理(計算量)や
データの安全性(セキュリティ)、通信回線の安定性、
多少の障害でサービスが停止しないこと(耐障害性)など、課題が山積みです。

今まではこの膨大な数のデータを1カ所、
または数カ所の施設で管理されていましたが、
その施設を構築するために莫大な設備費、維持費がかかります。

そのため、ビジネスやコストの面から見ると
気軽に参入できるものではないです。

このような状況から、アメリカの大手IT会社 Cisco が
フォグ・コンピューティングという
分散型のスーパーコンピュータの提案し開発するなど、研究されています。

 

ブロックチェーンとIoT

ブロックチェーンの技術はIoTへの活用は実は凄く注目されています。

ブロックチェーン技術の
分散型ネットワーク(通信の安定性と耐障害性)と
改ざんされないこと(セキュリティ)と、
Ethereumのスマートコントラクトを利用することで
膨大な数のデータ処理の負荷を減らすことができます。

このようにIoTの問題点を解決できる可能性を持つため、注目されています。

このような観点からみると、
SONMがEthereumをベースに使用している理由がわかりますね。

 

マイニングの状況

近年、マイニングの利益を得るためには
マイニングプールに参加する方法が唯一です。

しかしこの方法では、
PoWマイニングに関連する電気コストはカバーされません。

SONMは、PoWマイニングの必要性を排除し、
各マイナーのハードウェアにとって
最も収益性の高いアプリケーションとタスクを提案することで、
マイニングのコストを削減します。

 

これから

近年注目されている分野ですが、
開発の難易度が高いため、
参入している企業などはまだまだ多くありません。

SONMもそのうちの1つとなるため、
プロジェクトが成功するには長期的に待つしかないでしょう。

ですが、注目されている分野なだけに
彼らのマーケティングや開発努力次第で
価格が大きくなる可能性は十分考えられます。

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