ビットコインは意識の高いポイントを探りながら様子見が印象良い
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※本記事作成は2019年7月12日AM5時現在
※価格情報はバイナンスを参考
ビットコインに関して
ビットコインは2019年7月10日23時から7月11日14時にかけて急落。
約13000ドルから約11200ドルまで下げています。
また数週間にかけての急激な上昇を考慮したら、比較的強い価格を維持している状態と考えるのが妥当でしょう。
これは上がる余地と下がる余地が双方にあることを意味します。
週足では上昇トレンドの範疇とも言えます。
現状として、上値で意識が高いのは
13000ドル(2019年7月10日の上げどまり&急落開始価格)
14000ドル(2019年6月27日の上げどまり&急落価格)
上記2点の価格帯。
バブル相場が意識される中、上げどまり、直後に急落を開始した価格は意識がされやすいと考えられます。
下値で意識が高いのは
11300ドル(2019年7月8日の急上昇開始前水準)
10800ドル(2019年7月5日、6日の下げ止まり水準)
9800ドル(2019年7月2日の直近の最高値14000ドル到達後に急落して下げ止まった水準)
上記3点の価格帯。
急激な上昇に伴う急落の意識が強い中、下げ止まったポイントは今後も意識される可能性があります。
また、現在は11300ドル前後を推移。直近の下げ止まりは約11200ドル。
この価格を割った場合は10800ドルが意識される可能性があるという事です、
トレードに関する戦略
次の短期トレンドが上昇して、上げどまりが13000ドル未満であった場合は長期的には下落トレンドであることを警戒する必要性が出てきます。
※現在もやや考慮する必要あり
これは次回も上昇開始した時は13000ドルに到達するだろうといった安易な思考はしない方が良い事を意味します。
11700ドル、12000ドル、12500ドル、13000ドルと細かく見ていくのが良いと考えられます。
これらの価格帯は2019年7月10日23時から7月11日14時にかけて急落した期間の1時間足の陰線から抽出しています。
そして、週足では上昇トレンドの範疇でも、直近の最高値14000ドルに到達することなく約13000ドルで急落を開始した事を考慮をして楽観的な思考はしない方が良いです。
目先の意識は下落の意識が高いという印象です。
総合的に考えると
「意識が高いと考えられる価格帯で深追いすることなくエントリー、短期利確」が印象が良いです。
上昇時、下落時の双方の意識が高いと考えられる価格帯を探り、なおかつ深追いはしない方が良いということです。
アルトコインに関して
ビットコインの大きなボラリティの影響を受けて全体的に下落。
USDレートにおいて、バイナンスでは全てマイナスです。
ビットコインへの注目度が高く、全アルトコイン、ビットコインの影響が警戒されている様子が伺えます。
ビットコインがレンジ相場になる場合やアルトコイン独自のポジティブな情報で価格を上昇させる可能性がありますが、長く維持は難しい印象。
安易な思考をすることなく短期利確が良いでしょう。
ファンダメンタル情報はそこまで機能しない可能性がある
現状、ビットコインは買われ過ぎという印象です。
急激な上昇の期間にファンダメンタルは価格変動程の進捗はしていません。
これは、今後のポジティブなファンダメンタル情報はそこまでの機能を果たさない可能性を示します。
反対にネガティブなファンダメンタル情報は下落が警戒されている現状で機能する可能性もあります。
チャート情報と向き合いながら、トレードすることに優位性があるということです。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
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