ビットコインの買戻しの力が強くなっている。USDT大量発行にも注目。
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本記事のポイント
①ビットコインは急落後の買戻しの力が強くなってきている
②USDT大量発行は一般的にビットコインにはポジティブ情報
③アルトコインは取引所の情報が価格に反映しやすい状況
④将来的には配当型コインが増えていく可能性がある
※本記事は2019年6月13日AM6時に作成
※下記チャート情報はバイナンス参考
前回の分析の振り返り※2019年6月10日12時
①ビットコインは7900ドル付近(200ドル誤差範囲内)で上値が重い
②ビットコインは買戻しの力が弱くなってきている
③アルトコインは強いファンダメンタルのものは強い価格を維持する
ビットコインに関して
2019年6月11日AM9時
2019年6月12日PM12時
上記2つの時間帯に8000ドルを超えた後に下落を進行させた。
7900ドル付近で上値が重いという点は機能したと言えます。
しかしながら、下落を打ち消す買戻しの力が徐々に力強くなっています。
USDTが162億円分新規発行されたという報道も加味して、ここから価格を上げる可能性が出てきました。
ゆえに、上値が重いという分析はリセットする必要があります。
ここから上げる場合に意識されるのは目先は8500ドル前後と考えられます。
この価格帯は6月4日に発生した大暴落開始時の価格帯です。
総合的に見て、ビットコインは現状は売りよりも買いの方が印象が良いと考えられます。
しかしながら、安易な深追いは禁物です。
アルトコインに関して
バイナンスはミスリルに対してトレードキャンペーンを発表。
参考情報:https://binance.zendesk.com/hc/en-us/articles/360029026632-MITH-Trading-Airdrop-on-Binance-DEX-14-500-000-MITH-to-be-Airdropped-
これにより、バイナンスコインとミスリルコインは共に上昇。
以前よりお伝えさせて頂いている
世界的取引所のポジティブ情報はファンダメンタルが強い
という事が機能していると言えます。
トレードに関しては、ビットコインの動向を併せて見ていく必要があります。
ビットコインがここから力強く高騰させる可能性が出ている為、ビットコインに資金が移動する可能性があります。
ビットコインへの資金移動=アルトコインから資金が抜ける
と、いう事態になる可能性があるということです。
今後は配当型コインが拡大する可能性がある
今、facebookのステーブルコインが密かに賑わいを見せています。
実は賑わいを見せる前から、これからの暗号資産の市場は
「保有するだけで数量として資産が増えていく仕組みが出来る」
と考えられています。
※あくまでも一つの見方
①ステーブルコインが保有すると金利が付くようになる
②POS(プルーフオブステーク)が一般化されて、保有するだけでコインの数量が増える
③カストディサービス(資産運用代行サービス)が拡大して資産を預けるだけで増えていく
上記のような、配当型のサービスが出てくることが予測されています。
この展開は株やFXの世界観としては通常です。
ようは暗号資産もそういうものが出てくるだろうと見立てです。
また、上記のような展開は私としては数年先だろうと考えています。
資産の保管、配当を渡す規制面などがあやふやです。
サービスが展開される為には
「資産を安全に保管して適切に運用するモデルの出現」
が必要です。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
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