コインマーケットキャップは非公式サイト。レンジ相場の時は情報精査に注力。
この記事は約4分で読めます。
※本記事更新は2019年9月10日AM5時現在
※価格情報はバイナンスを参考
ビットコインに関して
前回の分析時(2019年9月7日)のポイント
・ビットコインは強いファンダメンタル情報に対して上がり方が弱い
・10000ドル~10900ドルのレンジ相場になる可能性がある
・上か下の方向性を出す可能性がある
・総合的にトレードは様子見が良い
前回の分析の記事: https://cryptoboy.jp/httpscryptoboy-jpbitcoin-altcoin-research2019007/
現在、ビットコインは10400ドル前後を推移。
前回の分析以降、10900ドルを再度目指す事もなく2019年9月9日17時に約10067ドルまで下げて反発。同日20時に約10474ドルまで上昇して下がる。
上がり止まったポイントは
1時間足でSMA99。
4時間足と6時間足でSMA25。
これは高値が下がっていると考える事ができます。
概ね前回の分析通りの動きを見せており、前回の分析からほとんど価格が動いていません。
修正すべき点は高値の考察。
移動平均線を明確に超えていく事が出来た場合のシナリオとしては
・10900ドルで上がり止まる
・10900ドルでもつれる
・10900ドルでもつれて下がる
・10900ドルでもつれて上がる
この4つです。
現状としては、再度高値を目指す印象は薄いです。
上がったとしても、一時的なものになる可能性があります。
直近の価格変動幅は300ドルですが、徐々に縮小していくことも視野に入れるべき状況。
また、相場の印象としてはやや弱気です。
意識される可能性のある価格帯は
・10900ドル~11000ドル
・10000ドル
・9200ドル~9300ドル
・移動平均線
前回の分析に加えて移動平均線が追加されています。
トレードを実践する場合は
・様子見
・200ドルの利幅の短期トレード
この2つが良いでしょう。
アルトコインに関して
前回の分析では、
「ビットコインがレンジ相場になる場合は資金が入る可能性がある」
とお伝えさせて頂いていました。
分析以降、それを支持する動きがあり全体的に高騰。
しかし、高騰してから24時間以内に下落。
今後もトレードをする場合は短期トレードが良いでしょう。
コインマーケットキャップは非公式
ビットコインがレンジ相場の場合は、情報精査をすることに優位性があります。
ここではコインマーケットキャップについて考察をしていきます。
URL:https://coinmarketcap.com/
コインマーケットキャップは世界中の暗号資産のファンが参考にしている情報サイトです。
コインの種類、価格、取引所情報etc
多くの情報を確認することが出来ます。
しかしながら、限界もあります。
1つのコインにつき400種類の通貨ペアのトレードしか記載されていません。
その為、世界中の取引所が記載されている訳ではありません。
加えて、機関投資家向けサービスの出来高を集計していません。
Bakkrtのビットコイン先物サービスの展開が記憶に新しいと思います。
上記の現状はコインマーケットキャップはBakkrtのデータをはじめとする今後の重要情報を集計しない可能性がある事を意味します。
何を持って非公式、公式と判断するのかに明確な基準はありません。
しかし、今後大きな出来高を産むと考えられる取引所データは規制当局が許可をした取引所です。
そう考えた時、重要なデータを集計してくれているサイトが公式情報として近くなると言えます。
上記をまとめて今後重要なのは
「大きなデータを集計するサイトに注目度が集まり、多くのトレーダーが意識をする」
ということを認識することです。
現状はコインマーケットキャップは大きな影響力を持っています。
しかし、遠くない未来に影響力が薄れる可能性がある為、大きなデータの確認を独自で入手していく必要があります。
目先はコインマーケットキャップがBakkrtのデータを集計しなかった場合は、各々で確認していく必要があるでしょう。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
関連記事