ビットコインキャッシュの価格に影響が出るのか？大手マイニング会社Bitmain社の新商品が11月8日に発売

仮想通貨のマイニング機器の製造販売の大手で知られるBitmain社。IPOをすると話題になるも抱えてる在庫がS9は古いものであるだとが、資産の多くはBitcoin cash(ビットコインキャッシュ※以後BCH)であり、投資をするにはリスクが高いなどと言われていました。

※以前、掲載したBitmain社のIPOに関する記事はこちら

ICOじゃなくてIPO？大手マイニングマシン製造会社Bitmain社がIPOに乗り出す
https://cryptoboy.jp/bitmain-ipo/

期待のIPOのBitmain(ビットメイン)社が赤字を抱えている!?
https://cryptoboy.jp/bitmain-ipo-risk/

このBitmain社が2018年11月8日に新商品のリリースすることを発表しました。

２つの最新モデル

今回紹介されたモデルは「S15」と「T15」というものです。

現状、価格や仕様といった詳細情報は公開されていません。
販売は日本時間で2018年11月08日の23時を予定しています。

共同設立者のJihan Wu(ジハン・ウー)氏もTwitterでアピールをしています。
https://twitter.com/BITMAINtech/status/1059636075243524098

※日本語訳
「当社は、SHA256アルゴリズムを採掘するために設計された業界最高のハッシュレートを持つ7nmの新しい鉱山者の公式発表を公表しています。
Antminer S15とT15の2つのモデルが提供される予定です。11/8に購入可能です。」

Bitmain社の公式HP:https://www.bitmain.com/?lang=en

マシンの仕様と販売方法によってはBCHの価格に影響が出る可能性がある

Bitmain社はBCH誕生の当事者とも言える存在です。
Jihan Wu(ジハン・ウー)氏の発言はBCHに大きな影響を与えています。

また、先に説明させて頂きました通り、Bitmain社の資産の多くはBCHです。
これはポートフォリオとして、かなり偏った数字であると考えられる為、BCHを支持するクジラの一つであると言えます。

Bitmain社は過去にBCH決済でマシンの販売を行いました。
その時、BCHは大きく価格を高騰させています。
明日も同様の販売方法を実施した場合は、BCHの価格を高騰させる要因となりえる可能性があります。

マイニング業界は今、厳しい。だからこそ注目される

2018年9月に誰がとは言いませんが、マイニングでビジネスを営む人に
「ビットコインがいくら以下になったら、損になるんですか？」
と、聞いた事があります。

そしたら・・・
「6500ドル以下になったら損をしやすくなると思います」
と、返答が来ました。

ビットコインは2018年9月上旬から同年11月現在に至るまで、6500ドル前後を推移しています。
マイニング業者は平均的に現状、厳しい立場にあるというのが分かると思います。

※以前、掲載したマイニングのコストパフォーマンスに関する記事はこちら

bitcoin(ビットコイン)の底値はマイニングで決まる!?65万円がポイント
https://cryptoboy.jp/bitcoin-20180718-price/

Bitmain社の新商品は多くのマイニング業者がチェックするでしょう。
Bitmain社の製品はマイニングシェア率が世界的にトップクラスの会社が使用しています。
そして、この事実はマイニング業者の中では常識です。

「マイニング事業に悩む人が業界トップレベルの製品に期待している」
こういった状況が伺えると考えられます。