ビットコインは上値が重い。目線は下向きの印象だが迷いが見られる
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※本記事作成は2019年7月28日AM6時現在
※価格情報はバイナンスを参考
ビットコインに関して
現状、ビットコインは9500ドル前後を推移。
下落をじわじわと進行させています。
2019年7月24日AM6時~AM9時にかけて下落を進行させました。
翌日、2019年7月25日AM10時にその下落を打ち消す上昇が見られました。
その後、再度下落を進行させるものの2019年7月27日AM9時に下落を打ち消す上昇。
しかし、同日19時に上昇を打ち消す大きな下落が発生。
チャートのパターンが変わった過程
①2019年7月10日~19日に約13000ドル~約9000ドルまで下落(効率よく下落を進行)
②2019年7月19日~21日に約9000ドル~約11000ドルまで下落(一時的な反発)
③2019年7月21日~24日に約11000ドル~約9600ドルまで下落(効率よく下落を進行)
④2019年7月24日~27日に約9600ドル~約10200ドルまで上昇(大きな下落と下落を打ち消す上昇が見られた)
①~④の期間において下落を進行させるものの、2019年6月27日まで続いた急上昇に対して比較すると大きな下落とは言えない状態です。
今回の2019年7月27日19時に発生した急落は④の価格がもつれた状態からパターンが大きく変わりました。
これは④のように急落後の急騰を安易に期待しない方が良いという事を意味します。
日足では下落目線。9000ドルを割る事も警戒。
④のパターンの再発も警戒。
目線は下向きだが、一時的な急騰も警戒しないといけないという事を意味します。
トレードにおける戦略
日足の動きや上値の重さを考慮すると目線は下。
しかし、④のようなパターンを警戒すると長くポジションを持つことは出来ないことを認識する必要があります。
下に進行させた場合に買いが意識される可能性のある価格帯は
9000ドル
8800ドル
8000ドル
7600ドル
上記4つ。
買いを入れる場合は上記の価格帯に迫った時に様子を見ていくのが良いと考えられます。
売りを入れる場合は急騰後が無難な印象です。
そして、上値で意識が高いと考えられるのは11000ドルです。
①において急落後の反発の上がり止まりの価格は意識が高いと考えられるからです。
売りでも買いでも高騰と下落を警戒しないといけない状況であり、明確に意識が高い価格帯でのエントリーをするという慎重な行動がリスクが低いと考えられます。
アルトコインに関して
出来高が著しく低いコイン。高騰しているコイン。
いずれもビットコイン相場の影響を受けるものの価格変動はビットコインよりも小さいです。
従って、ビットコインよりもリスクが低いと考えられます。
トレードにおいてはビットコインよりも印象が良いです。
そして短期利確が無難でしょう。
買いは急落後の反発。
売りはビットコインに連動する動きを注視。
上記2つの事を認識して3%前後の小さい利幅を狙うのが印象良いです。
バイナンスのIEOに関して
現在、IEOイベント発生中のバイナンス。
しかし、バイナンスコインは明確な高騰が難しい状況。
今年に入り大きく高騰していること
ビットコインが警戒されている
IEOルールが変更されて投資できる金額が小さくなった
目先はこの3点により価格の上昇が難しいという印象です。
IEOに参加する場合、AM9時に発生しやすい売り圧を警戒する必要があります。
保有時間を短くしてAM9時に手放すということを繰り返してリスクを減らしていくのが基本となるでしょう。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
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