LTCが一気に普及?創業者リー氏、HTC仮想通貨スマホのアドバイザーに
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地球のみなさん、こんばんは!
クリプトボーイです。
ライトコイン保有者諸君に朗報だ。
ライトコイン(LTC)創業者チャーリー・リー氏が、HTCの仮想通貨対応スマホ「エクソダス(Exodus)」のアドバイザーに就任した。
「エクソダス」がどんなスマホなのか、いつ発売されるのか、、かなり気になるな。
コンテンツ目次
リー氏がアドバイザーになった理由
台湾の家電メーカーHTCはリー氏の就任をTwitterで発表。
One small step for @SatoshiLite. One giant leap for blockchain. Team @HTCExodus, @philchen913 @htc are honored to have Charlie Lee to join as our advisor.
@SatoshiLite(リー氏のTwitterアカウント)にとっては小さいな第一歩、ブロックチェーンにとっては大きな飛躍。エクソダスチームはリー氏をアドバイザーに迎えることを光栄に思う。
一方リー氏も自らTweetで、就任の理由を以下のように説明した。
I will be an advisor as I see having a secure crypto phone that makes LN simple is needed for mass adoption.
「大衆に普及させるためには、LNを簡潔化する高セキュリティーな仮想通貨スマホが必要だと思う」
エクソダス開発チームにとってリー氏の知識と経験は貴重なリソースだし、リー氏にとってHTCとの提携はライトコイン(LTC)の普及に大きく貢献するだろう。
まさにこれは、両者にとって利益が期待できるウィンウィンの関係になりそうだ。
「エクソダス」はこんな仮想通貨スマホ
「エクソダス」はどんな仮想通貨スマホになるのだろう?
コインテレグラフいわく、5月の報道では「世界初のネイティブ・ブロックチェーン・フォン」になるという話だった。
しかし、代わりにビットコインとイーサリアム対応の仮想通貨ウォレットと分散型アプリ(DApps)「クリプトキティ」を搭載する方向で開発が進んでいるようだ。
またリー氏のTweetから、LTCとLTCをサポートすることも明らかになった。発売までにもっと機能が追加されるかもしれない。
完成版がどのようなものになるか現時点では不明だが、リー氏いわく「BTCには絶対対応する」とのこと。
「digitaltrends.com」の情報によると、発売は9月頃になるか?という感じだが、HTCのサイトで一足お先に予約できるようだ。
大手スマホメーカー、仮想通貨対応スマホ市場参入
仮想通貨ユーザーならおさえておいて損はないスマホになりそうだが、普及は値段次第だろう。
HTC Vive 、HTCビジネス・企業開発部門の責任者フィル・チェン氏は、ブロックチェーンスマホ「FINNEY」に匹敵する価格帯になると語っている。ちなみに「FINNEY」のお値段は1000ドル前後だ。
ブロックチェーンスマホの開発に関心を抱く大手IT企業は、けっしてHTCだけではない。
3月にはファーウェイ(華為技術)がDAppsをサポートするブロックチェーンスマホの開発に向け、シリン・ラボ開発のオープンソース・オペレーティングシステム「SIRINOS」のライセンス待ちだと報じられた(コインテレグラフ)。
今後大手スマホメーカーがどんどん仮想通貨スマホの開発に乗りだし、イーサリアムのヴィタリック・ブテリン氏やビットコイン開発者のジミー・ソン氏なんかがアドバイザーとして歓迎される--なんてこともあり得るかもしれない。
SIRIN OSとは?
SIRIN OSとはスイスのブロックチェーン企業シリン・ラボが開発した、世界初のブロックチェーンスマホ。独自の高セキュリティーシステムで、スマホから安全にウォレットを利用できる。
2013年に設立されたシリン・ラボは、ブロックチェーン経済と消費市場の架け橋的位置づけを狙っている。
シリン・ラボはブロックチェーン経済と消費市場の架け橋的位置づけを狙っていて、2013年の設立以来、3度の資金調達ラウンドで総額2.6億ドルを獲得している(クランチベースによる)。
クリプトキティとは? イーサリアム使ったゲームの一種
クリプトキティとはイーサリアムのネットワークを利用した、ネコを育生・売買する仮想通貨ゲーム。ブロックチェーンゲームの火付け役で、今もその人気は健在だ。交配で貴重価値の高いネコを作れば高値がつく。ゲームというよりはトレードの要素が強い。
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