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10年後に爆上がり!?仮想通貨ディークレッド(DCR)の特徴と将来性とは?

2018/09/21

クリプトボーイ

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「ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はメジャーになり過ぎてつまらないけど、マイナー過ぎる通貨は怖くて手がだせない」という仮想通貨好きのために、モネロ(Monero/XMR)やビットコイン(BTC)、ZECとともに、「10年後の勝ちコイン」と期待されている仮想通貨ディークレッド(DCR)を紹介しよう。

DCRとはどんなコイン?

DCRは2016年に上限2100万枚で発行されたアルトコインで、現在の時価総額は552万ドル強、ランキングは30位だ。(コインマーケットキャップ9月10日データ)

米ICOアドバイザリー企業サティスグループが最近、「10年後には2000%を超える!」と予想しているのだが、現在は36ドル前後で取引されているので、単純に計算すると7200ドルを超えるということになる。

「どうしてDCRに将来性があるのか?」「どんなところがすごいのか?」などなど、知りたい点はてんこ盛りだ。

こうした重要な疑問は開発者に質問するのが一番だ!ということで、総合ブログサイト「ミディアム」が2年間にわたり、DCRコミュニティのメンバーから集めた回答をチェックしてみよう。

1. (多分)ブロックチェーン領域で最も優れた開発チームが手がけている

DCRの開発チームは「BTCSuite」のオリジナル開発メンバーなのだ。開発者チームを率いるジェイコブ・ヨーコム・ピアット氏は仮想通貨のパイオニアで、彼が出資したフル・ノード・ビットコイン・インプリメンテーション「BTCSuite」は、イーサリアムやライトニング・ネットワーク・デーモン(lnd)といったほかのプロジェクトにも採用されている。

開発チームが優秀なので、当然ながら才能あふれる若い人材が集まる。するとますますDCRが発展していくという、勝のスパイラル効果が期待できる。

2. 非中央集権的ガバナンスで保有者に公平な権利

中央集権化を防ぐ目的でコンセンサス投票システムを採用している。DCRの保有者には公平な権限が与えられていて、開発・運営サイドは保有者の承認なしに勝手に変更を加えたりできない。

またDCRの保有者やユーザーはブロックチェーンアンカー型の公開プロポーザルプラットフォーム「ポリティア(Politeia)」を通し、プロジェクトの提案を行える。

3. ハイブリッド・アルトコイン

PoS(Proof of Stake) / PoW(Proof of Work)を組み合わせた独自のハイブリッド実装により、両者がもつ弱点を克服。具体的には、51%攻撃やナッシング・アット・ステークなどの問題解決に役立つ。

4.ライトニング・ネットワークの実装?

「BTCに続くライトニング・ネットワーク(LN)を実装した仮想通貨になるかも?」という気配が濃厚だ。ということは、スケーラビリティ問題が解決されたり、手数料が低くなったりするかも知れない。

その他の特徴

仲介者不要で異なる仮想通貨同士の交換を可能にする「アトミックスワップ」のほか、すべての主要オペレーティング・システム(Windows、MacOS、Linux)で「グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)」を使用してアクセス可能なウォレットを提供している。

さらにテクニカルなユーザー向けに「コマンドライン・インターフェース(CLI)」のウォレットも使用可能だ。

DCRの将来性

地味な存在ではあるが、単に今のところ話題性に欠けているせいかも知れない。それこそLNが実装されでもしたら、価格が一気に高騰するのではないだろうか。ピアット氏のネットワークも強そうだし、今後どんどん斬新なアイデアが飛び出してきそうだ。

システム自体の安定性が高そうな点は好感触。非中央集権的ガバナンスに関しては、投票制=すべての有権者が満足するというわけではないので、その辺のバランスが結構難しいのでは?という気がする。

いずれにせよ要注目!のコインなのは間違いなさそうだ。

少額決済の救世主?「ライトニング・ネットワーク」

簡単に説明すると、BTCの取引をオフチェーンで実行して、最終結果のみをブロックチェーンに記録することで、手数料を抑えるという決済ネットワーク。スケーラビリティ問題の解決にも貢献するのではないかと期待されている。

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