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バイナンスIEOが間近に迫る。Elrond(ERD)の描くチャートとリスクとは?

2019/07/02

クリプト鬼

クリプト鬼

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本記事のポイント
①ビットコインは前回の分析の想定の範囲内で動いている
②アルトコイントレードはBTC建てでなく現金建てで思考した方が印象が良い
③バイナンスのIEOが迫っている。期日は日本時間2019年7月2日PM3時と5時がポイント

※本記事の作成は2019年7月2日AM3時30分現在
※価格情報はバイナンスを参考

今回の記事はバイナンスが実施するIEOにフォーカスしたものです。
いつも通りビットコインとアルトコインの分析も実施した後に、バイナンスのIEOの状況とリスクを総合的に考察しています。
IEO情報だけでなく、順を追ってご覧頂ければと思います。

ビットコインに関して

ビットコインは前回の分析から、一度上昇をした後に徐々に下落。
2019年7月2日AM0時~AM1時の間に10000ドル付近で下げ止まり、一度10485ドルまで上昇。
それから緩やかに下がり、現在は10300ドル前後を推移。

前回の分析で・・・
・売りよりも買いが印象良い
→一度、上昇しているので予想の範囲内

・長くホールドしない方が良い
現在価格は、前回の分析よりも価格が下がっています。ゆえに予想の範囲内

・下落進行時は10000ドル、9400ドルが意識される可能性がある。
→10000ドル付近で反発しているので予想の範囲内

ビットコインは現状は想定の範囲内で動いています。
下落をした後の反発(買戻し)が弱いことから現状は弱気な印象
急落の進行時や意識が高いと考えられるポイントでの買いが良いと考えるのが妥当でしょう。

高騰した場合は、11000ドル、11500ドル、12000ドルが目先で意識が高いと考えられるポイント。
つまり、高騰した後の下落を警戒するポイントと考えれらます。

このまま下落を進行させる場合は、10000ドルを割る可能性もある為、10000ドルで買いは安易に出来ないです。
様子を見て検討する必要があります。

直近で、2019年7月1日22時から下落が進行しました。
その時の価格は約11000ドル。
10000ドル付近まで下がった事を考慮すると現在価格は約30%しか買戻しが発生していません。

つまり、高騰する勢いが弱い為、下の意識が強くなり10000ドルを割る可能性を考慮する必要があるということです。
1度反発したからと言って、もう一度反発するという安易な思考はしない方が賢明でしょう。

前回の分析で10000ドルで拾えた場合は、様子を見るか安定をとって利確。
今からエントリーを検討する場合は、様子を見てポイントを探るという行動が良いという印象です。

アルトコインに関して

全体としてBTC建てで高騰しているものの現金建てで見ると下落。
ビットコインの強い影響を警戒して、レート変動しない現金やステーブルコインでのトレードをしている様子が伺えます。

トレードをする場合は現状は、深追いせずに短期で利確がリスクが低いでしょう。
また、BTC建てでトレードするよりも現金、ステーブルコインでトレードした方が効率が良いとも言えます。

バイナンスの最新IEOに関して

バイナンスコインはビットコインの動きに連動して一時的に下がるものの、直ぐに高騰。
これというのは、IEOに参加する為に必要なバイナンスコインを得る為に買いのポイントを探っていた人達が買いを入れたと考えられます。

現在のIEOの対象はElrond(ERD)というプロジェクトです。
ERDを欲しいと思う人がバイナンスコインを買ったということです。

IEOスケジュール

参考情報:https://binance.zendesk.com/hc/en-us/articles/360029716271-Introducing-the-Elrond-ERD-Token-Sale-on-Binance-Launchpad

チケットの請求

日本時間2019年7月1日PM3時~2019年7月2日PM3時の間にERDを得る為に必要なチケットを請求しないといけません。
これを実行しないとバイナンスコインを保有していてもERDを得る事が出来ません。

チケットの当選

日本時間2019年7月2日PM5時に当選チケットの発表。
チケットは8桁からなる数字で構成されています。
チケットを元にERDを購入できる数量が決まります。

1チケット300USD分です。チケットは最大5チケットまで請求できます。
チケットの請求数は期間内に保有していたバイナンスコインの平均保有数によって変わります。

IEOに参加をする人達は、この時点でバイナンスコインを保有していた方が良いということになります。
なぜなら、当選チケット分のバイナンスコインが差し引かれないとERDを得る事が出来ないからです。

つまり、現在の高騰はチケットの当選時点でのバイナンスコインを確保する為の高騰と考えられるという事です。

Elrond(ERD)のキャンペーン

参考情報:https://www.binance.com/en/blog/352323302986321920/Join-Our-ElrondLottery-Promo

このキャンペーンは簡単に説明すると
チケットを請求した10名に条件を満たす行動をすると、当選に関係なくERDを300ドル分プレゼントする
というものです。

10名にしか配布されないので、そこまでの大きな売り圧になることはないと考えるのが妥当でしょう。

上記の状況から考えられるERDが公開された時の考察

過去のIEOチャートを分析すると、販売価格よりも3倍以上の高騰をしています。

しかしながら、今回はビットコインの強い影響を現状は考慮しないといけないでしょう。
IEO実施中にも関わらず、バイナンスコインが下落したことはIEOへの意識が多少薄れていることを警戒する必要があります。

つまり、
また3倍になるだろうという安易な思考は出来ないという事です。

また、不確定要素としてはERD公開時にバイナンスはトレードキャンペーンを実施するか否かです。
これを実施した場合は出来高の増加が見込まれます。
つまり、買い圧の増加です。

その場合は比較的ポジティブに高騰する期待感が高まります。

バイナンスのIEOまとめ

・3倍の価格になるという安易な思考はしない
・トレードキャンペーンを今後アナウンスする可能性があるので情報を日々確認

この2点を認識する必要があります。

そして、バイナンスコインは2019年7月2日PM5時以降は売り圧を警戒する必要があるでしょう。

※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。

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