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ETFで一喜一憂。ウィンクルボス兄弟のビットコインETF申請が否認

2018/07/31

クリプト鬼

クリプト鬼

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BTC価格が下落…原因はETF否認?

ウィンクルボス兄弟は暗号通貨に関わる古参であり、暗号通貨長者として有名です。

また、Gemini(ジェミニ)という暗号通貨取引所を経営しています。

過去に2018年3月に一度、申請して却下されています。
今回は2度目の申請になるのですが、2018年7月27日に再び却下されました。
この報道がきっかけなのか、bitcoin(ビットコイン以後BTC)は約8270ドルから約7900ドルまで大きく下落しました。


この記事では、過去にあったETFの申請にも触れて、ETFが暗号通貨市場にどのような影響を与えるか考察していきたいと思います。

そもそもETFってなに?

ETFとは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託で、
「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。
参考元:https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/etf/scheme/

なんでETFでビットコインの価格が上がるの?

ETFの申請が承認されるということは、国がビットコインを公式で金融商品と認める事に等しいです。
申請承認の基準がとても厳しいです。これが承認される事の意味を簡単に言うと、多くの人がこれまでよりもリスクを減らして、BTCに投資ができるようになります。
リスクが低くなるのですから、機関投資家や新規参入者が増えて、ビットコインへ多くの資金が集まるだろうと期待が高まり、結果として価格が上がる訳です。

今回のETFの申請が却下された理由は取引所

「ボラリティリスクも高く、規制も整っていないBTCがそもそもETFの申請が下りる訳がない」
それがこれまでの認識でした。規制が整っていないのが一番大きいでしょう。
しかし、今回の申請が通らなかった理由は取引所の問題であると公式に声明が出ました。

また、SEC委員の一人であるHester Peirce(へスター・ピアーズ)氏は今回の決定に異議を申し立てました。
参考URL:https://www.sec.gov/news/public-statement/peirce-dissent-34-83723

ビットコインのETF申請が承認されたらどうなる?

①アルトコインのお金がビットコインに集中する
これはアルトコインの価格が大きく下がることを意味します。
ETFの申請が通ると、BTCへの期待感の高まりにより、アルトコインよりもBTCが良いと考える人が増える事が見込まれる為です。

②ビットコインの価格上がり
機関投資家が大金を入れることも見込まれるので、BTC自体は価格面では安定性を増すと考えられます。

ビットコインは過去にETFの申請で急騰、急落を繰り返してきた

BTC価格は1円以下から急騰、急落を繰り返して、最大約230万円になり、2018年7月28日現在は約90万円になっています。
この急騰、急落の理由の一つがETFです。

大雑把な流れで言うと、
①ETF申請の報道が出て価格が上がる
②ETF申請が否認されて大きく下がる

ポイントしては、
①と②の期間は決して長くはない
そして、状況は改善をされていく
と、いう点です。

ETF申に期待感で買いが入り、却下されて急落する。この流れを繰り返しています。
大切なのは買うタイミングです。最新情報を日々追って、すぐに行動する必要があります。
情報が出て、時間がたった後に行動しても、損をする可能性があるということです。

また、却下を繰り返しているから今後も無理ということはなく、むしろ却下理由が分かることでその箇所が改善され、次の申請につながることで、いずれ却下理由がなくなり、申請が通ると考えるのが妥当と考えられます。
ETFの申請はウィンクルボス兄弟だけがやっている訳ではありません。
シカゴの取引所であるCBOEも申請をしています。
参考URL:https://bitcoinmagazine.com/articles/cboe-files-sec-bitcoin-etf/

今回、申請が通らなかった理由が取引所なので、申請する取引所が違えば、申請が通る可能性もあると言えます。
この申請の結果は2018年の8月、9月頃に出ることが見込まれています。

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