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「イーサリアム(ETH)は年内に2500ドルを超える」世界最大の金融コンサル創設者が予想

2018/05/10

クリプトボーイ

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「イーサリアム(ETH)は年内に2500ドルを超える」世界最大の金融コンサル創設者が予想

地球のみなさん、こんばんは!
クリプトボーイです。

世界最大規模の独立系国際金融コンサルティング企業デベラグループが、
「年内にイーサリアム(ETH)が2500ドルを超える」と予想している。

設立者兼CEOのナイジェル・グリーン氏の発言から、強気予想の根拠を考察してみよう。

 

イーサリアムが値上がりする3つの根拠

“The price of Ethereum is predicted to increase significantly this year, and could hit $2,500 by the end of 2018 with a further increase by 2019 and 2020,”
「2018年、イーサリアムの価格高騰が予想される。年内には2500ドルを超え、2019、20年も上昇を続けるだろう」

グリーン氏は、米金融・ビジネスサイト「マーケット・ウォッチ」に
メールでこのように述べている。
報道された4月27日の時点で、イーサリアムは674.31ドル(4.1%増)、時価総額は674億ドル。
1400ドルに手が届きそうだった1月の勢いはみられないものの、
400ドルを下回りどん底だった4月上旬からは回復している。

グリーン氏が挙げる3つの値上がり要素は――
1.トレード目的でイーサリアムを利用するプラットフォームが増えている
2.イーサリアムのスマートコントラクトの需要が増えている
3.クラウド・コンピューティングの分散化はイーサリアムにとって良い兆候

また各国の当局が仮想通貨への規制に動き出した今、
投資家を保護する環境整備が進み、
長期的な市場の信頼が築かれると期待できるとグリーン氏は期待している。

2017年12月に、UBS、バークレイズ銀行、ロイターなど大手企業が共同で
イーサリアムベースのブロックチェーン・プラットフォームを導入すると報じられたが、
こうした動きがより具体化すれば、価格を一気に押し上げる追い風になるだろう。

効率性と柔軟性が評価され、新たなトークン発行にイーサリアムを利用するケースも増えている。

 

2時間半で時価総額が300億ドル落ち込んだ「魔の水曜日」

しかし2018年に始まったイーサリアムの価格下落傾向は、今なお健在だ。

コインマーケットキャップのデータによると、
1月15日の1389.18ドルをピークに、4月中旬には400ドルを下回った。
26日には706.09ドルまで持ち直すものの再び下落。
5月1日現在は666.36ドルまで回復しているが、ピーク時の半分以下の価格である。
デベラグループの予想が出る直前の4月19日には、
2時間半で時価総額が4340億ドルから300億ドル急落するという緊急事態も起きている。
最終的には3930億ドルへと落ち込んだ。

The Ethereum price had declined by more than 9% just hours after piercing $700 for the first time in more than a month(CNN).
過去1カ月間で初めて700ドルを記録したイーサリアムだが、1時間で9%以上落ち込んだ(CNN)。

暴落の要因にははっきりしていない。
強気市場の底値でイーサリアムを買い込んだ投資家が、
回復基調に乗って一気に利益を出す方向に走ったのだろうか。

パニックはほかの仮想通貨にも伝染し、
リップル(XPR)とビットコインキャッシュ(BCH)はそれぞれ13%、16%、値を下げた。
唯一EOSだけが値下がりせず、ビットコインコア(BTC)は1%の下落で踏みとどまった。

総体的に回復基調にあるとはいえ、この状況で「あと8カ月以内に価格が4倍になります」といわれても、素直に納得できない。

 

金融機関の2割が1年以内に仮想通貨取引開始?

こうした猜疑心にもひるむことなく、グリーン氏はひたすらポジティブだ。

“Current market activity indicates that the major cryptocurrencies are set for another considerable surge in prices gains in the near future.(CNN)”
「現在の市場の動きは、近い将来、主要仮想通貨が再び著しく値上がりする兆候だ(CNN)」

「現在、大手銀行からヘッジファンドまで全ての金融機関の20%が、
今後1年以内に仮想通貨取引開始を検討している」というロイターの調査結果を引き合いに出している。

また「国際的な仮想通貨の需要と必要性に対する認識が高まっている」とも指摘。
グリーン氏にとって、市場はイーサリアム高騰の材料だらけということだ。
このポジティブ思考が現実となるかどうか、しばらく様子を見ておきたいところだ。

 

USBなど大手がイーサリアムを導入する理由

2018年5月、「EU一般データ保護規則(GDPR)」が施行される。
EU圏の個人データ保護を強化・統合するための規則で、
EU圏の住民が自分で個人情報を管理する権利を取り戻すことと、
EU圏内で規則を統合することで、国際ビジネスの規制環境を簡潔化しようという試みだ。

住民からは大歓迎の新規則だが、金融機関や企業はそれを順守するための準備に追われている。
そこでUBSはトムソン・ロイター、バークレイズ銀行、クレディスイス、KBC、スイス証券取引所と協力し、
イーサリアムの技術を基盤にしたデータ照合プラットフォームを導入し、データの精密度向上に乗り出した。
この報道が流れた2017年12月、イーサリアムは過去最高の635.00ドルを記録した。

 

デベラグループとは?

2002年の設立以来、総額100億ドルの資産を運用し、
世界100カ国・地域以上に8万人を超える顧客を持つ巨大財務コンサル企業。
ロンドンを拠点に、全世界70軒以上のオフィスで500人を上回る従業員が活躍している。

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