仮想通貨取引所 ビットレックス(Bittrex)の現金取り扱いの重要性について
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こんばんは、名波はるかです。
本日は、みなさんもご存知だと思うビットレックスという取引所についての明るいニュースをお届けします。
コインチェックの日本円出金の再開もされたことですし、
今後は明るいニュースが連発されて、活気を取り戻して欲しいものです。
コンテンツ目次
Bittrex ビットレックスがUSDの取り扱いを開始!
ということで、本日は、
世界最大級の仮想通貨取引所である、Bittrexが法定通貨であり、世界の基軸通貨であるUSD、
いわゆる米ドルを採用する予定というテーマで書いていきます。
今後、人気の仮想通貨取引所であるbittrexがUSDを受け入れて、
現金/仮想通貨の通貨ペアでトレードが出来るようになる事が見込まれています。
参考:https://cointelegraph.com/news/major-cryptocurrency-exchange-bittrex-to-add-usd-trading-reopen-new-user-sign-ups
これは結構、重要な意味を持ちます。
①価値が明確な現金
現在、世界中の仮想通貨取引所では、
現金を扱わないものも多いです。
現金の代わりとなるような仮想通貨を使用している所があります。
その代表格「USDT(テザー)」と呼ばれるものです。
USDTはドルと同じ価値を維持するという暗号通貨で、
レート変動リスクがないので、多くの人がトレードに利用しています。
②USDT=ドルではない
USDTはあくまでも、
ドルと同じ価値を有するという設定されたものです。
その価値は国に信用とは関係がないので実際のドルとは性質が異なります。
USDTは銀行が扱っていません。
例えば、USDTをドルに換えたとします。
その場合、そのサービスを展開している民間企業のドルの保有数が換金限度額となります。
銀行は中央銀行(政府の銀行)からお金を借りることができます。
ですので、よほどの事がない限りは現金は不足しません。
仮に経営難で倒産したとしても、利用者には国からの補償が出ます。
ですが、USDTはそういった補償はありません。
③主要取引所で現金を扱っている所が少ない
現在、世界的に出来高の多い取引所でも現金を扱っている所が少ないです。
ですので、USDTを使用する所が多いです。
現金と違い、
価値が不安定と考えるUSDTの使用は一般的な仮想通貨市場の価値も不安定であると考える人も少なくありません。
④bittrexの対応を他が追いかける展開も予想される
主要取引所が現金を扱うことは、仮想通貨市場の価値の向上に繋がります。
また、今後の各国の規制の中で営業し続けるには、
現金を扱った健全なサービス展開が必要となるでしょう。
bittrexが対応した事により、
他の取引所も全てとは言いませんが、
同様の対応をする所が出てくることが見込まれます。
そうなれば、さらなる市場の価値の向上に繋がります。
⑤新規参入者が増える可能性がある
「仮想通貨に興味があるけど、難しいから参加に躊躇している」
こういった人が現状、多いです。
現金の代わりにUSDTなどの仮想通貨で入金するという事は、
仮想通貨の使用方法を分かっていないといけないという事です。
日本でもこういった人は少なくないですし、
日本よりも教育の遅れている国の人は余計にそのように感じるでしょう。
現金を扱うということは、既存の投資をしていた人たちが参加しやすくなることに繋がります。
銀行からの入金なら慣れているからです。
「価値が曖昧な仮想通貨は長期で保有したくないが、
仮想通貨トレードで現金を増やすのは良い」
このように考えている人も多いです。
そして、そういった人達が参加しやすくなったとも言えるかと思います。
今後の資金の流れ、他の取引所の対応の動向が楽しみですね。
ビットレックスがUSDを採用する重要性のまとめ
・USDTに不安を感じている人が少なからず存在するので、USDが採用されれば安心感がより広まる
・主要取引所で扱っているところがまだないので、他の取引所にも広まる可能性がある
・扱いやすい現金で仮想通貨を買えれば、新規の参入者が増える可能性がある
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