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暗号通貨で知っておくべきこと。コインの種別。

2018/05/28

クリプト鬼

クリプト鬼

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暗号通貨と言えば、ほとんどの人はBTC(ビットコイン)を連想すると思います。
しかし、暗号通貨は2018年5月28日現在、コインマーケットキャップ.comに掲載されているだけでも1600種類を超えています。
日本では投資のイメージが強く、その種類にどんな違いがあるのかに興味を持つ人が少ないというのが現状です。
この記事では、コインの種類に関して簡単に説明を行います。
コインの実態を知る上で大切な内容であり、コインの実態を知る事は暗号通貨市場に参加をする上で有意義なのは言うまでもありません。

◆コインの大まかな種別。独自暗号通貨とトークン◆

暗号通貨は単なるマネーゲームではなく、今後の社会を変える事が大きく期待されている次世代の技術ブロックチェーンの価値が本質にあります。
今後、暗号通貨を利用した多くのコンテンツが世の中に出てくることが予測されます。
例としては、マイクロソフトがETH(イーサリアム)という暗号通貨を用いて、Azure(アズール)という政府向けクラウドサービスを展開しています。
※Azure参考情報https://azure.microsoft.com/ja-jp/
このAzureが普及していくと仮定したとします。ETHを基につくられたコンテンツはETHのマイニング(システム維持や処理)がなければ稼働できません。
つまり、Azureというコンテンツが必要とされれば、必然的にETHの価値も高まるということです。
ETHは上記の図の独自暗号通貨に位置しています。Azureはコインという形ことないですが、トークンに近いポジションにいます。
先ほど、暗号通貨の種類は1500種類を超えると説明しましたが、その中にはETHのトークンが多く含まれています。
トークンはコンテンツをつくり、世の中に普及させる為のプロジェクトです。プロジェクトが進めば、基本的には価値が高騰します。
ここで注目すべきは、トークンはコンテンツを生み出すということです。これはETHのトークンはETHのコンテンツを生み出すということです。
Azereの例と同様に、コンテンツの需要が増せば、必然的にETHの価値が高騰することが予測されます。

◆独自仮想通貨には高い性能(処理能力)が不可欠◆

トークンの数が増えるほどにETHには大きな負担となります。トークン全体のシステムを維持する必要性があるからです。
これはETH自体に高い処理能力がなければならないということです。
簡単にいうと、需要に耐えられるだけの技術が必要不可欠ということです。

◆独自暗号通貨とトークンではコストが違う◆

システムの維持に必要なマイニング、暗号通貨を使用(送金や受取等)する為のWALLETEシステム。
これらを1から用意することは大きな負担となります。世の中の普及に耐えられるだけの独自暗号通貨をつくることは簡単ではないということです。
では、マイニングとWALLETEシステムの用意をしなくても良いとなったらどうでしょう?
明らかに後者方が負担が少ないのが分かると思います。その為、現在新たなに発行されるコインはトークンであることが多いです。

◆プロダクト(製品)があるものが今後大切◆

暗号通貨の本質は投資ではなくブロックチェーン技術です。その技術を使用した製品があるかないかが極めて重要です。
暗号通貨の多くはブロックチェーン技術を使用したコンテンツを生み出し世の中に提供することを目的としたベンチャーです。
多くの場合、そのコンテンツを使用すると発行した暗号通貨を手数料として支払うことになります。つまり、コンテンツの需要が高まる事で発行した暗号通貨の買いが入り、コインの価値が高まるということです。
すでにプロダクトがあるもの、これからできるもの、どちらが堅実なプロジェクトかは考えるまでもなく前者といえます。
プロジェクトの中にはコインがプロダクトと連動せずに人気でコインの価値を上下するものもあります。
これは株式と性質が近くなり、本質的に暗号通貨プロジェクトである必要性が低くなるので避けた方が良いと考えています。

◆ここまでの簡単なまとめ◆

①暗号通貨はたくさんあり、独自暗号通貨とトークンの2種類に分けることができる
②現在、多くのトークンはETHであることが多い
③基本的にトークンの数が増えれば、基となる独自暗号通貨の価値は上がりやすい
④トークンは独自暗号通貨に比べて発行する負担が少ない
⑤既にプロダクトがあるものが堅実なプロジェクトである可能性が高い

これらの事は良い暗号通貨を見極める上でとても大切なので、参考にして頂き皆様のお役に立てれば幸いです。

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