Bitcoin(ビットコイン)価格は今後どうなる?歴史を振り返って、今後の行動に役立てよう!
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こんにちは。名波はるかです。
短期間で価格の高騰、下落を繰り返しているBitcoin(ビットコイン)。
今もう既にBitcoin(ビットコイン)を所有している人にとっても、
まだ手を出せていない・・・所有していない人にとっても、
気になるのが「今後Bitcoin(ビットコイン)価格はどうなっていくのか?」というところです。
Bitcoin(ビットコイン)価格が今後どうなるかを予測するには、
そもそも、どのようにしてBitcoin(ビットコイン)価格が
動いているのかを知る必要があります。
今回はビットコインの歴史を振り返りながら、
今後、私たちはどのような行動をとっていったらいいのか?
というところを考えていきましょう。
コンテンツ目次
Bitcoin(ビットコイン)価格の移り変わり
世界で初めての暗号通貨
「Bitcoin(ビットコイン)」が誕生したのは2009年1月3日のこと。
今では信じられないかもしれませんが、
その当時の価格は1円以下であったと言われています。
その後、Bitcoin(ビットコイン)は
徐々に注目を集めて2,000円、1万円と価格を上げていき、
2014年には12万6,000円になりました。
そして、その後、急激に下落。
2016年の1月には40000円まで価格を下げました。
それが、同年の7月に8万円に盛り返し・・・
と思ったら、8月には50000円に、
2017年の1月には15万円になりました。
その後、1週間もしない内に9万円でまた値を下げ、
2月は12万円、3月は10万円。
そこから大きく価格を上げ、6月には30万円になりました。
でも、7月には再び20万円に落ち込み、
と思ったら、8月からはまた大きく価格上げていき、9月〜10月に50万円。
そして、11月には、ついに80万円を超えました。
このように、Bitcoin(ビットコイン)は
上がったり下がったり・・・
大きく価格を変動させながら「上昇」しています。
途中で大きく下落しているのには、ある程度、共通した理由があります。
下落時の理由の共通点を知っておくと、
今後のトレードを有利に運ばせることもできると思います。
Bitcoin(ビットコイン)価格が下落、高騰する理由
Bitcoin(ビットコイン)の下落は、中国の暗号通貨規制と有識者のネガティブ発言によるもの
Bitcoin(ビットコイン)が下落する理由の一つ目は、
中国が行った暗号通貨規制と有識者のネガティブな発言です。
中国は暗号通貨市場に大きな影響を持っています。
2014年、2016年、2017年にBitcoin(ビットコイン)が下落したのは、
基本的には中国政府による「暗号通貨に対する規制」の発表があったからです。
実は、中国では暗号通貨がとても盛んです。
だからこそ、暗号通貨は
中国元を脅かすものとして中国政府に問題視されています。
上がり過ぎた熱を、少し冷ます意味で規制が少しずつかけられ、
Bitcoin(ビットコイン)は、その度に大きく下落しています。
Bitcoin(ビットコイン)価格は下がってもすぐに価格を戻してきている
しかし、下落したBitcoin(ビットコイン)は、
これまでもすぐに価格を戻してきています。
Bitcoin(ビットコイン)規制の内容を見ていると、
実際は規制の抜け穴があったり、中国以外で盛り上がったりしていて、
規制のネガティブイメージを払拭するような動きがすぐに表れているんですね。
2017年の9月は中国の規制と同時期に、
ブロックチェーン企業も運営している
フィンテック業界の有識者でもあるJPモルガンが
「ビットコインは詐欺的である」と発言し、
この発言はBitcoin(ビットコイン)相場に大きく影響しました。
しかし、翌日には
「JPモルガンは技術も分からないし、トレーダーでもない。
有識者ではないからあてににするな」という報道が流れ、
「この人の発言はあてにならない」と考えた人が買い戻しました。
Bitcoin(ビットコイン)価格80万突破!2017年10月・11月の価格高騰の理由
これは、Bitcoin(ビットコイン)分裂の情報が出たことに理由があります。
中国の規制とJPモルガンによる
ネガティブ情報が緩和されるような報道が流れた後に、
「Bitcoin(ビットコイン)分裂」の情報が出ました。
過去、2017年8月1日にBitcoin(ビットコイン)が分裂して、
BCH(ビットコインキャッシュ)というコインが誕生しました。
驚く事に、BCH(ビットコインキャッシュ)は
元のBitcon(ビットコイン)保有者に無料で付与された上に、
誕生間もなく、最大9万円まで価値を上げました。
Bitcoin(ビットコイン)所有者からすれば、
持っているだけでボーナスが付与されたともいえる現象が発生したのです。
ボーナスの現象が記憶に新しいトレーダーは
「次の分裂コインも欲しい。
今の内にBitcoin(ビットコイン)沢山保有しておこう」と考えて、
多くの買いを入れました。
10月24日にBTG(ビットコインゴールド)、
11月15日にはB2X(Segwit2x Bitcoin)というコインが誕生する予定です。
つまり、ボーナスが2回と考えて、
大きくを買いを入れた人が世界中にいたという事です。
分裂コインを得る為に知っておいた方が良い事
分裂コインを受け取る方法は
「ビットコインをどこに置いておくかを決めること」です。
つまり、分裂コインに対応するWALLETE、取引所を調べて、
分裂するタイミングまでBitcoin(ビットコイン)をそこに置いておくという事です。
ここでのポイントは<WALLETEと取引所のリスクを知っておく>ことです。
取引所もWALLETEもハッキングのリスクを考えて、
利用に必要な情報を適切に管理する事が大切です。
ログインに必要な情報である
「ID、パスワード、登録メールアドレス」は
PCやスマートフォンに保存をせずに
USBメモリー等の外部メモリーに保存がおススメです。
また、多額の資金を1か所に集中させるのでなく、
いくつか使い分けて分散をさせる事が理想です。
対応する取引所が少ない場合は、
いつまでも資金を入れるという事はせずに、WALLETEに戻しましょう。
セキュリティの高いWALLETEとして評価が高いのは「Trezor」というものです。
価格は1万5千円前後と多少、値がはりますが
Bitcoin(ビットコイン)の管理方法としては、金庫の位置づけと認識されています。
Bitcoin(ビットコイン)のこれから
Bitcoin(ビットコイン)は短期間で価格を大きく上昇させています。
目先のネガティブな情報により、大きく下落をする時もあります。
しかし、下落した理由を調べると
「何だ、大したことないな」と思えるものだったり、
直ぐにネガティブな情報を打ち消すような報道が入り、
価格を戻すといった動きを繰り返しています。
目先の上昇理由であるBitcoin(ビットコイン)の分裂は
リスクを理解した上で行動する分には、
トレードをすることなく利益を得るチャンスとも言えます。
Bitcoin(ビットコイン)を持っている人も、まだの人も、
リスクを理解した上で行動するをする方がチャンスが広がりますね。
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