月足で抑えつけられるビットコイン。相場は変わったことを認識。注意すべき項目とは?
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ビットコインは上昇するも月足下落トレンドラインを超えていない
前回の分析(2020年1月1日)時点で、上昇も下落もありえるレンジ相場。
月足下落トレンドライン(約8000ドル)の突破は容易ではない。
主にこの2点をお伝えしていました。
ビットコイン価格は
1月2日に約6950ドルまで下落。
1月3日に約7400ドルまで急反発。
1月4~5日は7300ドル前後のレンジ相場。
1月6日に約7800ドルまで上昇
1月7日現在約8000ドルまで上昇して、7900ドル前後の進捗で落ち着く。
分析以降の流れとしては、この動きです。
前回の分析の予想の範囲で進捗している状態です。
上昇した場合に意識される価格帯は
8000ドル
8500ドル
下落した場合に意識される価格帯は
7350ドル
7000ドル
1月3日に約6950ドルで急反発をしてから、11月25日から続いた6500ドル~7800ドルのレンジ相場を上に抜けて、月足下落トレンドラインで頭を抑えつけられたの現在の状態です。
1月3日に急反発している為、以前よりお伝えしている6500ドル以下になった時の悲観売りは現状は可能性が薄くなったと判断できます。
総合的に判断して、現在のビットコイン価格の印象はやや強気です。
「やや」というニュアンスは月足下落トレンドラインを明確に超えていかないと、実際には強気であると判断が出来ない為です。
また、7800ドル以下になった場合は、「レンジ相場の継続」という状況になります。
今後の展開として、長いレンジ相場を上に抜けて、月足下落トレンドラインを抜けてもおかしくない状況であること。
下に下がったとしても、大きな急落の印象は薄い事。
これらの要因でやや強気という印象です。
トレードに関して
ビットコインキャッシュの半減期が来ること。
それに伴い、ビットコインにマイナーが集中する可能性があること。
ビットコインのマイニング難易度が年明けから上昇していること。
ビットコイン価格の進捗から考えても買いを入れたくなる状況ですが、安易な買いは禁物です。
月足下落トレンドラインの明確な突破は容易ではないというのは、依然よりお伝えしていることです。
1時間足で見ると、月足下落トレンドラインの付近で、じりじりと価格を徐々に下げているとも言えます。
つまり、突破が容易ではなかった月足下落トレンドラインの突破の可能性が出てきたから、注視すべきタイミングが来たというのが現状です。
また、2019年10月26日、2020年1月7日の日足を見ると、上昇した場合には長い上髭を形成する可能性もあることを認識する必要があります。
短期利確が印象が良いということです。
アルトコインに関して
注目度の低い(出来高の低い)アルトコインに関して、現金レートベースでは、じりじりと上がる、もしくは変わらないという展開が続いています。
ビットコインのレンジ相場が長かったことも重なり、少額投資なら実施しても良いと思える状況になってきています。
この場合も短期利確が印象良いです。
注目度が高いコイン(ATOMやXTZ)はビットコイン相場にとは関係の無い動きを見せています。
この点も踏まえて、注目度が低いコインはビットコインに相関しているから、ビットコイン相場で急落のリスクが低い時はトレードを検討するのも良いと考えれます。
※本記事の作成は2020年1月7日午後18時。
※価格情報はバイナンスを参考。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
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