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リップルが新たに放つプロジェクト「Xpring」とは?さらなるXRP普及の野望

2018/05/23

クリプトボーイ

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リップルが新たに放つ「Xpring」とは?さらなるXRP普及の野望

地球のみなさん、こんばんは!
クリプトボーイです。

リップルがXPRを普及させる目的で、ベンチャーファンド「Xpring」の設立を発表した。リップルは自社サイトで、これまでXRPは「R3コンソーシアム」を筆頭とする金融機関の課題解決に貢献してきたが、XRPとXRP Ledgerの本当の実力はそんなものではない。もっともっと凄いことができる!と主張している。自社サイトに掲載された情報をみてみよう。

Xpring設立の背景

Xpring is a new initiative by Ripple that will invest in, incubate, acquire and provide grants to companies and projects run by proven entrepreneurs. Every entrepreneur will use the digital asset XRP and the XRP Ledger, the open-sourced, decentralized technology behind XRP, to solve their customers’ problems in a transformative way.
Xpringは、企業や信用性の高い起業家のプロジェクトを投資・育成・買収する、あるいは助成金を提供する目的で、リップルが立ち上げた新たなイニシアチブです。各起業家はXRPやXRP の基盤であるオープンソースの分散型技術「XRP Ledger」を利用して、変革的な手法で顧客の問題の解決に挑みます。

XRP とXRP Ledgerの処理能力の速さ、スケーラビリティ、安定性といった利点が、金融産業だけではなく、不動産から保険、デジタルメディア、身元確認、ゲーム関連まで、多様な産業での利用にも最適だ--というわけだ。

以前から、XRP関連のプロジェクトへの支援を求める声が起業家や開発者の間で挙がっており、それに応える形でXpringを設立したという。設立にあたり、心強いメンバーも見つけてきた。Xpringをリードするヴァイスプレジデントに、元Facebook開発ネットワーク部門のディレクター、イーサン・ブレッド氏を任命。ブレッド氏も新たな取り組みにやる気満々のコメントを発表している。

Blockchain and digital assets have the ability to solve important problems and XRP – with it’s speed, scalability and demonstrated real-world use case – is a great tool for startups and entrepreneurs to build businesses around.
ブロックチェーンとデジタル資産には、重要な問題を解決する能力がある。XRPはスピード、スケーラビリティも兼ね備えており、現実の世界での使用事例がある。スタートアップや起業家がビジネスを築くための素晴らしいツールだ。

現在Xpringが支援する4人の起業家

設立は5月に発表されたばかりだが、既に4人の起業家がXpringの支援を受けている。
ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデの著名タレントマネージャー、スクーター・ブラウン氏がそのひとり。ブラウン氏はアッシャーと共同でRBMGというジョイントベンチャーも手掛けているが、「SB プロジェクト」なるエンターテイメント・メディア企業も立ち上げている。

ブラウン氏はこのプロジェクトでXRPを採用し、アーティストによるコンテンツの収益化と管理の改善を図ろうとしている。

“Blockchain technology and digital assets like XRP will provide artists with new distribution channels and revenue streams,”
「XRPのようなブロックチェーン技術とデジタル資産は、アーティストに新たな流通チャンネルと収益源をもたらすだろう」

“This is only the beginning as we will continue to build out more use cases for XRP. ”
「これは、今後もさらなるXRPに関する使用事例を生みだすための、始まりにしか過ぎない」

リップルが提唱するインターレジャー・プロトコル(ILP)やBitcoinJSの開発者ステファン・トーマス氏は、設立間もない新ベンチャー、コイル(Coil)のマイクロ決済アプリケーションにXRPやILPを採用。

ストレージ・スタートアップOmniの設立者兼CEOトーマス・マクロード氏も、自社マーケットプレースの決済手段にXRPを採用する予定だ。

ブロックチェーン・キャピタルの設立者、バート・スティーヴンスとブラッド・スティーヴンス氏の名前も挙がっている。ブロックチェーン分野でのイノベーション促進に焦点を当て、資金提供を受けた初のデジタル資産スタートアップだ。

インターレジャー・プロトコル(ILP)とは?

リップルが提唱するオープンソース・プロジェクト。ビットコインのブロックチェーン・ネットワーク、金融機関のネットワーク、モバイル決済のネットワークなど、異なる台帳間での送金を高速化するプロトコル。

BitcoinJSとは?

ハイブ・ウォレット(Hive Wallet)、ブロックチェーン・インフォ(Blockchain.info)、ダーク・ウォレット(Dark Wallet)など多数のウェブウォレットが採用する、Javascriptのビットコイン・ライブラリー。現在BitcoinJS 1.0.0がリリースされている。

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