バイナンスがイーサリアムから離れて、独自ブロックチェーンに移行する
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知る人ぞ知る世界的大手取引所のbinance(バイナンス)。bianceは取引手数料が割引になる仮想通貨binan coinを発行しています。
binance coinは現状はethereum(イーサリアム※以後ETH)のブロックチェーンを使用したトークンです。
今後、ETHを離れて独自のブロックチェーンに以降する予定であると、binanceのCEOのCZ氏はコメントしました。
本記事のポイント
①binanceは多くの顧客を抱える世界的な仮想通貨取引所
②binanceは「binance coin」を発行していて、多くの人が使用している
③binan coinはETHを使用したトークンだが独自のブロックチェーンに移行する予定
④独自のブロックチェーンに移行するという事は技術の仕組みとしては、買い圧力の上昇につながる
binanceは分散型取引所の展開を予定している
binance、bitFlyer、コインチェック、BitMEX、Bittrexなど
現在、世界中に取引所が展開されています。
そのほとんどは特定の会社が人を雇用して管理をしている「中央集権管理型」の取引所です。
「分散型管理」とは特定の中央に管理を依存をしない仕組みの事です。
プログラムによる自動管理で起動します。
この技術はブロックチェーン技術の一つである自動契約技術のスマートコントラクトが有名です。
分散型管理の取引所の事を仮想通貨市場では「DEX」とも呼んでいます。
binanceは今後は現状の中央集権型管理の取引所の他に分散型管理の取引所の展開も予定しています。
そして、そのブロックチェーンはこれから予定している独自のブロックチェーンを使用することを予定しています。
binance chainへの移行が意味するところ
ETHから離れるということは、binance coinは独自プラットフォーム型コインに移行することを意味します。
それは、binance coinの需要が拡大するとともに、ETHのトークンでいる時よりもbinanceの買い圧力が増えることに繋がります。
binance coinは取引所の他に
従業員への給料の支払い
ローンサービスで展開
で使用されています。
また、
他のコインの上場(リスティング)の手数料は寄付に回し、機関投資家向けのサービスも展開することも発表しています。
このまま事業が進むことで多くの人がbinance coinを手にする展開が期待されます。
ここまでのまとめ
独自のbinance chainへの移行時期はまだ発表されていません。
現状の弱気市場で必要以上に価格を落とされることも警戒して、情報公開タイミングを見計らっている可能性もあります。
今回の独自ブロックチェーンへの移行はbinanceのブランドが高まることが予想されますし、それも狙いの一つでしょう。
価値の向上という点においては、仮想通貨市場ボリュームは時価総額では縮小しています。
分散型取引所も仮想通貨市場に対するコンテンツとなるので、短期的な上昇というよりかは、市場規模が将来的に上がることを考慮すると、「長期的な上昇要素」という視点が妥当でしょう。
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