ビットコインは週足に注目。依然として下落の進行を意識すべき相場
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本記事のポイント
①ビットコインは6月10日までは下落を進行させる可能性がある
②ビットコインが7000ドルまで下がったら買いが発生する可能性がある
③アルトコインはBTC建てでは高騰あるいは、価格を維持させている
④ビットコインもアルトコインも長くエントリーせずに短期トレードが良いと考えられる
※本記事は2019年6月7日AM4時30分現在に作成
※価格情報はバイナンスを参考
ビットコインに関して
ビットコインは7600ドル前後を推移。
1時間足で同日AM3~4時の間に7456ドルまで下落して、一時的な買い戻しが発生している状態。
この価格帯は同年6月5日AM6時30分の下落の下げ止まりポイント。
つまり、今回も同様の意識が機能していることが分かります。
週足で見ると、長らく続いていた上昇を打ち消す勢いの大陰線を作っている最中。
同年5月13日~20日にかけて作成された陽線が意識されていると現状は考えられます。
上記の事を踏まえると、今後のシナリオは
①6月5日~現在に至る相場を繰り返す
一時的に買戻しが発生するが上値が7900ドルで重い状態になる。
②週足の陰線が意識されてゆっくりと下落を進行させる
6月10日まで上がり下がりを繰り返しながら下落を進行させていく。
下げ止まりのポイントは目先7000ドル前後。この価格まで下落が進行すると5月13日~20日の陽線の上昇を打ち消すことになる。
目先、価格を大きく上昇させる印象が薄いことを踏まえて上記2点を考慮すべきと考えられます。
トレードをするなら、前回の記事同様
「買戻しを狙った100ドル~200ドルの利幅を狙った短期トレード」
がリスクが低いでしょう。
①で提示している7900ドルはあくまでも前回の傾向であり、そこまで価格を戻す保証はないです。
なおかつ、週足的には今後も下落を進行させる可能性がある為、上値を下げていく可能性もあります。
ゆえに、希望的観測を持たず堅実な思考で小さい利幅を狙ったトレードが優位性があると考えるのが妥当でしょう。
アルトコインに関して
全体の印象としては、平均的にビットコインに合わせて下落。
しかしながら、一部のコインはビットコインの下落と比較してフィアット建てで価格を維持。
それに伴い、コインマーケットキャップを参考にしてみると、ビットコインの市場シェア率が低下。
世界的取引所であるバイナンスは
今後展開予定のレバレッジ取引とDEX(分散型取引所)の使用を日本も含めた数国は使用禁止を発表。
にも拘わらず、強く価格を維持。
今回のニュースはバイナンスの強いイメージを崩していないという様子が伺えます。
ビットコイン建てで見ればアルトコインは価格を下げておらず
むしろ、高騰しているコインが多数見受けられます。
とはいえ、トレードに関してはあくまでもフィアット建てで思考する方が優位性がある状況です。
USDT/アルトコインのトレードで堅実にUSDTを増やす思考が良いでしょう。
また、BTCの下落を警戒すべき状況であることから
深追いはせずに数十分~数時間の短期トレードを心がけるのが賢明でしょう。
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