EEA(Enterprise Ethereum Alliance)日本事務所を設立!
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EEA設立時にETHは価格を上げた
EEA設立の2017年2月28日にETHは10%価格を上げました。
これは市場ボリュームの上昇も理由ですが、EEAを好材料と投資家が判断したとも考えられます。ETHを基にしたコンテンツの普及やビジネスの発足に期待したということです。
EEA(Enterprise Ethereum Alliance)とは?
「EEAは、企業のニーズに焦点を当て、すべての産業の改善のためのオープンスタンダードとしてのEthereumブロックチェーンテクノロジーの使用を可能にするという目標に基づいたメンバー指向の業界団体」
※EEA公式ウェブサイトより引用:https://entethalliance.org/enterprise-ethereum-alliance-expands-presence-in-asia-appoints-blockchain-expert-kazuaki-ishiguro-to-lead-japanese-office/
EEAは、企業がethereum(イーサリアム※以後ETH)ブロックチェーンを使用可能にする事を目的にしています。
ブロックチェーンの技術を有していたり、ブロックチェーンでコンテンツを作ってビジネスをしたいと考えている多くの企業が加盟しています。両社はマッチングすることもあるでしょう。
つまり、EEAはETHのブロックチェーンコンテンツが生まれるきっかけの場という事です。
EEA創設メンバー
参考元URL:https://entethalliance.org/about/
①JOHN WHELAN(ジョン・ホイアン)
SANTANDER(サンテンダー)
会社:https://www.santander.com/
Blockchain Lab Director(ブロックチェーンラボ ディレクター)
会社HP:http://blockchainlab.com/
②JEREMY MILLAR(ジェレミー・ミラー)
CONSENSYS(コンセンシス)
会社HP:https://new.consensys.net/
Chief of Staff(スタッフチーフ)
③JENNIFER MCKELLAR(ジェニファー・マケラー)
CME GROUP(シーエムイーグループ)
会社HP:https://www.cmegroup.com/
Senior Director, Digitization(シニアディレクター、デジタル化)
④DAVID TREAT(デビッド・トリート)
ACCENTURE(アクセンチュア)
会社HP:https://www.accenture.com/
Blockchain Program Lead(ブロックチェーンプログラムリード)
⑤SURESH SHETTY(スレシュ・シェティ)
JP MORGAN(ジェーピーモルガン)
会社HP:https://www.jpmorgan.com/
Executive Director – Architect(エグゼクティブディレクター – 立案者)
⑥LIOR GLASS(リア・グラス)
BNY MELLON(ビーエヌワイ メロン)
会社HP: https://www.bnymellon.com/
Principal Blockchain Business Expert(主要ブロックチェーンビジネスエキスパート)
⑦MARLEY GRAY(マーリー・グレイ)
MICROSOFT(マイクロソフト)
会社HP:https://www.microsoft.com/
Blockchain Principal Program Manager(ブロックチェーン主要プログラムマネージャー)
⑧ANDREW MILLER(アンドリュー・ミラー)
UNIVERSITY OF ILLINOIS(イリノイ大学)
会社HP:https://illinois.edu/
Assistant Professor(助教授)
⑨MATTHEW SPOKE(マシュー・スポーク)
NUCO(ヌコ)
会社HP:https://nuco.io/
Co-Founder & CEO(共同設立者&CEO)
⑩THOMAS WILLIS(トーマス・ウィリス)
INTEL(インテル)
会社HP:https://www.intel.com/
Business Director,(ビジネスディレクター、)
Open Source Technology Center(オープンソース技術センター)
⑪VICTOR WONG(ビクター・ウォン)
BLOCKAPPS(ブロック・アップス)
会社HP:https://blockapps.net/
Chairman, Founder(創業者,会長)
EEAはインテル、マイクロソフト、JPモルガンの大企業を始めとする金融、ブロックチェーン技術、IT技術のプロフェッショナル達が立ち上げました。
加盟組織は世界で600社を超える※2018年8月3日現在
参考元URL:https://entethalliance.org/members-2/
ブロックチェーンに関心を示す世界中の企業が参加をしており、今なおその数を増やしています。
MastaerCard(マスターカード)、KDDI、三菱東京UFJ銀行(MUFG)など、日本でも名の知れた大企業も多数参加しています。
EEAが日本事務所を開設する事を表明
EEAはアジアに事務所を開設しくていく予定であり、日本においては
Ishiguro Kazuaki(イシグロ カズアキ)氏が地域責任者に任命されました。
ブロックチェーンの専門家であり、EEAメンバーのIT企業Cougerのブロックチェーンエンジニアです。
ブロックチェーン市場は世界中でエンジニアが不足しています。日本ではそれはより顕著に現れています。これは日本でブロックチェーンにビジネスに関心を示す人からすれば、壁になります。知識を有する人と交流しても言葉の壁により、ビジネスの速度を落とすからです。
今後、Ishiguro Kazuaki(イシグロ カズアキ)氏が日本のEEAメンバーに対して、日本語でのサポートをしていくことになるでしょう。それは日本において、ETHを使用したコンテンツがより多く生まれる可能性を高めていくと期待できると考えれます。
ここまでのまとめ
EEAはETHのコンテンツが生まれるきっかけの場であり、金融、IT技術、ブロックチェーン技術のプロフェッショナル達が立ち上げました。
設立当時の2017年2月28日にETHの価格を上げる好材料と投資家が判断したのもうなずけます。
EEAに参加する企業は2018年8月3日現在で600社を超えていて、MastaerCard(マスターカード)、KDDI、三菱東京UFJ銀行(MUFG)など、日本でも名の知れた大企業も多数参加しています。
EEAは日本に事務所を開設する予定であり、その責任者に日本人のブロックチェーンの専門家であるIshiguro Kazuaki(イシグロ カズアキ)氏が任命されました。
これは、ブロックチェーンのリソースが不足している日本において、ブロックチェーンビジネスの速度を上げる大きなことです。結果として、ETHのコンテンツがより多く誕生しやすくなる可能性を高めていくと期待できます。
情報取得の参考となるURL
EEA公式WEBサイト:https://entethalliance.org/
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