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半減期ラッシュ!今後半減期を迎える仮想通貨は?価格急騰はいつ?

2018/07/05

クリプトボーイ

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地球のみなさん、こんばんは!
クリプトボーイです。

ビットコイン・キャッシュ(BCH)の半減期まで2年を切った。5月9日にバージ(XVG)が半減期を迎え報酬の半減に成功したばかりだが、2018~20年にかけて、ビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)、ジーキャッシュ(ZEC)など、続々と仮想通貨半減期のカウントダウンに入りそうだ。

半減期とは?

何だか大変なことが起こりそうな気配だが、「半減期」の意味が分からなければ話を進められないので簡単に説明する。半減期とは、ある物体が半減するまでの時間のことだ。例えば薬物であれば血液中の濃度、放射能であれば放射性物質が半分になるまでの時間を指す。

しかし仮想通貨の半減期ではコインの量が半分になる代わりに、マイニングによる報酬が半減する。

なぜ半減期が必要かというと、仮想通貨の発行数には上限があるので、残量を気にせずザクザク掘っていかれると、あっという間にコインが底を尽きてしまう。そうすると価格が急激に高騰したり、予想以上のボラリティーを引き起こしかねない。

報酬が減るとマイナーもやる気がなくなるので採掘ペースが落ちて、市場に出回るコイン量を抑えることができる。要するに「掘り過ぎ注意!」の予防策なのだ。

今後2年以内に半減期を迎える仮想通貨リスト

半減期について理解したところで、近い将来半減期に入ると予想されている主要仮想通貨をみてみよう。

  • 2018年10月31日 リスク(LSK)
  • 2018年12月9日 ネームコイン(NMC)
  • 2018年12月12日 バートコイン(VTC)
  • 2019年8月6日 ライトコイン( LTC)
  • 2020年4月6日 ビットコインキャッシュ(BCH)
  • 2020年5月31日 ビットコインコア(BTC )
  • 2020年後半? ジーキャッシュ(ZEC)

ざっとこんなものだろうか。正確な時期はハッシュレート次第で前後しそうだ。

ビットコイン・コムによれば、BCHの発行上限は2100万枚で、現在1710万枚が市場に出回っている。BCH誕生からまだ1年もたっていないが、今年4月末の時点で80%が採掘済み。ハッシュレートは3.5~4.5E Hash/s。

At this speed alone, with just 13 mining pools, the next halving date will be on or around April 6, 2020. After this date, BCH miners will lose half the current block reward (12.5 BCH) and receive 6.25 BCH and fees per block mined.
このスピードと採掘しているマイニングプールが13個しかないことを考慮すると、次の半減期は2020年4月6日前後になるものと予測される。半減期以降、BCHの報酬は現在の半分(12.5 BCH)に減り、マイナーには1ブロックにつき6.25BCHと手数料が支払われる。

After April 6, 2020, in another four years or less the reward will again halve, and continue to halve until the last coins are found on or around the year 2140.
そして2020年4月6日以降、再び4年ごとに半減期を迎え、2140年頃に最後の1枚が発掘される。

同じことがBTCやLTC、ZECなどにも当てはまる。法定通貨のように紙幣を刷ったりして量を増やせないのが残念だが、それが仮想通貨のルールである。

半減期のメリット――価格が高騰しやすい

ユーザーにとっては半減期は消滅して欲しいイベントなのだろうが、まったくデメリットばかりではない。半減期前は価格が高騰しやすいのだ。

マイニング量が減る→循環するコインの量も減る→希少価値が上がって価格も上がるという仕組みである。投資している仮想通貨の半減期を把握しておけば、トレード利益がバッチリ狙える。

仮想通貨派時間の経過とともにコイン自体の希少価値上昇を期待できるという点で、金銭の通貨と大きく違う。その分、量的緩和政策も救済策も通用しないシビアな世界なのだ。

半減期で急騰するのはいつ?

本当に半減期前は価格が上がるのか?

BTCの半減期は約4年ごとで、2012年11月の第1回半減期で50BTC→25BTC、2016年7月の第2回半減期で12.25BTCに減ってしまった。コインデスクのチャートによると、2012年は夏頃から、2016年は6月頃から価格がジワジワ上がっていたが、半減期後も上昇が続いていたので本当に半減期効果かどうかは正確には判断できず。

前半減期を2015年8月に迎えたLTCはどうかというと、6~7月にかけて価格が2倍ほど跳ね上がった。

イーサリアム(EHC)の半減期は2017年12月だったが、やはり1カ月ぐらい前から価格上昇。EHCのケースはハードフォークの影響もあっただろうが、仮想通貨の価格が半減期に向けて急騰する目安は1カ月前と踏んでおくのが正解か?

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