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まさかの高値 ビットコインキャッシュ分裂後のコインの先物をPoloniexが開始。

2018/11/09

クリプト鬼

クリプト鬼

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日本時間2018年11月16日にBitcoin Cash(ビットコインキャッシュ※以後BCH)がハードフォークを実行することで大きく賑わっており、BCHは価格を急騰させました。
これというのは、BCHが分裂をして新たなコインが誕生する事を期待してのことです。
各取引はこれに伴い、ハードフォークへの対応の表明をしています。

分裂はまだ確定はしていませんが、もしも分裂したとすると
Bitcoin Cash SV(ビットコインキャッシュSV※以後BCHSV)が誕生すると予測されています。

大手取引所PoloniexでBCHSV先物がスタート

仮想通貨市場の大手取引所の一つであるPoloniex(ポロニエクス)はBCHSVの先物取引を開始しました。
88ドルの価格から始まり、2018年11月9日20時33分現在は60ドル前後を推移しています。

驚くべきは分裂が確定している訳でもないのにBCHの価格が約580ドルである事を考慮すると、10分の1の価格になっていることです。

これは高い価格と考えられます。

Poloniexの価格は多くのトレーダーの参考になる可能性

他の取引所でもBCHSVのトレードを展開した場合は、Poloniexの価格が参考になる可能性が高いと考えられます。
また、他の取引所で扱いがあった場合、さらにBCHSVは価格を上げる可能性もあります。

現状は多くのトレーダーは
BCHSVはBCHの10分の1の価格になる可能性が高まった」

と、認識しているでしょう。

また、
「大手取引所が先物を開始したのだから分裂は発生する」
と、考えている人もいるでしょう。

そして、他の取引所も
「自分達の取引所でもトレードサービスを展開しても良いかもしれない」
と、検討もするでしょう。

あくまでも分裂は確定していない

先物トレードが開始し、BCHの価格の10分の1の価格になったとはいえ、分裂そのものは確定していません。
分裂が確定するには、分裂後のBCHSVを支持するマイナーがどれだけ発生するかがポイントです。

今回の先物の価格はマイナー達にとっての一つの基準となります。
「この価格がつくならマイニングをしても良いかもしれない」
と考える人もいるでしょう。

分裂は確定していないが、今回の先物取引で可能性が高まったというのが、一般的な認識と考えるのが妥当と思われます。

入出金は分裂後にネットワークが安定してから

16日以降、BCHSVとBCHの入出金はネットワークが安定するまでは出来ないでしょう。
現状、リプレイアタック対策が無い為、資産管理が困難です。

つまり、
①分裂する可能性高まる
②マイナーがBCHSVを支持する
③BCHSVのシステムを支えるのに十分な数のマイナーが集まる
④分裂がほぼ確定する
⑤リプレイアタック対策が講じられる
⑥ネットワークが安定して入出金ができるようになる
このステップがシナリオの一つと考えれらます。

※リプレイアタックに関する記述のある記事はこちら
仮想通貨 ビットコインキャッシュのハードフォークをサポートする企業達
https://cryptoboy.jp/cryptocurrency-bch-hordfork/

ここまでのまとめ

①大手取引所のPoloniexが先物取引を展開したことにより、BCHSVが誕生するという認識が高まった
②認識の高まりはマイナー達の温度感の向上につながる
③Poloniexが先物取引を開始したことでトレーダーの関心を高めた
④トレーダーの関心の高まりは他の取引所のBCHSVトレード展開の関心を高める可能性がある
⑤全体的な関心の高まりはリプレイアタック対策を講じる必要性が高まり、分裂前までに対策される可能性がある

BCHSVで懸念すべきはリプレイアタック対策です。
リプレイアタック対策が講じられるということは分裂の可能をより高めることにつながります。
分裂予測日まで残り約1週間。

リプレイアタック対策が講じられるのかが注目です。

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