ビットコインは強い下落を観測。今後、注視していく点とは?
この記事は約3分で読めます。
ざっくりとした振り返り
前回の分析(2月15日)でも触れていることですが、
・ビットコインは1月3日以降上昇トレンド
・10400ドルは強く意識される価格帯であり、調整を警戒する動きが必要であった
この2点が軸になっています。
ビットコインは2019年12月時点では下落目線のレンジ相場でした。
2020年1月3日にレンジ相場を上に抜けて、明確な上昇。
2019年6月~11月の月足ローソク足から引くことが出来る下落トレンドラインも超えて行った為、かなり強気の印象の上げ方でした。
以降、大きな上昇と小さい調整(下落)を繰り返して、上昇トレンドを継続。
2020年2月12日には10400ドルに到達。
2月14日まで10400ドル付近の価格帯を滞留して下落。
1時間足で見てみると、10400ドル付近で反発する動きが3回は見られます。
それを支持するように、2月15日に10400ドルから一気に9600ドルまで下落。
2月17日まで下落を進行させるも9500ドルを割り込んだ辺りで反発。
2月18日に一気に10200ドルまで上昇。
2月19日は18日の高騰を否定するように9400ドルを割り込む下落。
特出すべきは、15分足で見ると、僅か45分以内で一気に下落をしたという点です。
その後小さく反発するも2月22日現在は9600ドル前後を推移。
トレードに関して
現状の目線は下落です。
2月18日までは日足の1月3日と1月26日のローソク足で引ける上昇トレンドラインの範疇でした。
この線はちょうど日足SMA25と重なります。
2月19日の下落はこの上昇トレンドラインを下に割りこんでいます。
そして、現在も割り込んで価格を推移させています。
また、日足の2月13日と2月18日のローソク足で引ける下落トレンドラインが機能する可能性があります。
この点も踏まえて考慮すると、上昇した場合に意識の高い価格帯は
・日足の1月3日と1月26日のローソク足で引ける上昇トレンドライン
・日足の2月13日と2月18日のローソク足で引ける下落トレンドライン
・10400ドル
この3点です。
大きな上昇という意味で言うと、10400ドルが意識される価格帯です。
しかし、2月19日に発生した強い下落の印象を拭いさるには、もっと時間がかかると考えるのが一般的だと考えれます。
短期的に強い上昇をする印象が薄いという事を意味します。
総合的に見て、「上がった場合は売り。レンジになった場合は様子見、もしくは売り」という印象が現状は強い為、下落の目線であるということです。
下落を進行させた場合に意識されると考えられるのは
・9500ドル(現在の価格帯)
・9000ドル
・8500ドル
現状はこの3つです。
現状の構えとしては、動きが出るまでは、安易なエントリーをせずに様子を見ていく方が良いと考えられます。
そして、短期利確が印象良いです。
アルトコインに関して
全体的に下落。もしくは価格維持。ビットコイン相場が影響を与えている様子が伺えます。
つまり、ビットコイン相場に合わせたトレードが良いです。
その為、短期利確を基本として慎重な姿勢で臨むのが印象良いです。
※本記事は2020年2月22日19時更新
※価格情報はバイナンスを参考
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
関連記事