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ビットコインは依然として油断が出来ない。市場の動向から向き合うべきアルトコインの実態

2019/08/24

クリプト鬼

クリプト鬼

この記事は約5分で読めます。

仮想通貨は大きく分けてビットコインとアルトコイン(ここではビットコイン以外の意味)に分類されています。
2017年の暴騰。2018年の暴落。2019年はビットコインと一部のアルトコインが高騰。
これは大半のコインは価格が暴落していること、保有するリスクの高さを意味します。

本記事はビットコインとアルトコインの価格の動きとアルトコインの実態に関して触れていき、アルトコインとどう向き合っていくべきかの考察を行い共有していきます。

※本記事の更新は2019年8月24日AM1時30分現在
※価格情報はバイナンスを参考

ビットコインに関して

ビットコインは現在10400ドル前後を推移。

前回の分析でのポイントは・・・
(2019年8月19日の記事:https://cryptoboy.jp/httpscryptoboy-jpbitcoin-analysis-20190819/)

・10000ドルの価格帯で支えられている
・前回分析時点の価格は10650ドル
・分析時点では目先はやや強気
・上で抵抗が強いと考えられる価格帯は約10900ドル、約11460ドル、約12000ドルの3つ
・Bakkrtのビットコイン先物が展開されるという好材料に対して反応が薄い。好材料と言えど力強い高騰が発生するという安易な思考が出来ない状況である為、抵抗の強い価格帯で様子を見る必要があった

この5つです。

前回分析後の動きとして、2019年8月20日に約10926ドルに到達した当日に急落を開始。
2019年8月22日に約9772ドルに到達。その後反発して現在の約10400ドルを推移。
日足で考えると8月22日の下落は長い下ヒゲをつける。反発したのはSMA99。
ローソク足の実体ベースで考えると10000ドルが強く意識されている様子が伺えます。

前回の分析の内容が支持される動きと言えます。

現状、前回の分析同様、油断の出来ない状況です。
上は10900ドルを明確に超えていけるかどうか?
下は10000ドルを明確に下回るかどうか?
上記2つの動きに注視する必要があります。

トレードにおいては短期利確、あるいは様子見が印象良いです。

また、10900ドル明確に超えていくと
11500ドル
12000ドル
が強く意識される可能性が高いです。

反対に10000ドルを明確に抜けると
9000~9200ドルが強く意識される可能性が高いです。

短期利確、様子見のいずれも
10日間において実体ベースで10000ドル~10900ドルのレンジ相場を認識して実践するのが良いです。

アルトコインに関して

認知度の低いコインが平均して上昇。認知度の高いコインは上昇が限定的、あるいはビットコインと同じ上昇率という状況。

理由として・・・
認知度の低いコインはトレーダーの参加が少なく、ビットコインからの影響が意識されていないと考えられます。
反対に認知度の高いコインはトレーダーがビットコインからの影響を意識されているからだと考えられます。

総合的に考えて、ビットコインの影響を注視しながら短期利確を心がけるのが印象が良いです。

上記の価格推移から抑えておきたいアルトコインのポイント

まず、アルトコインとは「ブロックチェーンベンチャービジネス」であるということを認識する必要があります。
その精査の本質は今の価格ではなく、将来の採用が伴った時の価格です。

将来の期待感の考察として重要な項目は
〇プロジェクトの開始時期
〇プロジェクトのコンテンツ提供に関するパートナーシップの数と質
〇マーケティングは投資家向けに分かりやすくなっているか否か?
〇技術(セキュリティ、情報処理能力、他のプロジェクトと差別化できる明確な利点など)はどうなのか?
〇コンテンツが提供される見込みの時期
少なくても、上記の項目は精査が必要です。

プロジェクトの開始から現在に至る進捗を他のプロジェクトと比較することで、プロジェクトの速度と質と見ることができます。
この項目は短期トレードではほぼ見ない視点です。

アルトコインプロジェクトの精査をする意義

仮想通貨は従来の市場とは違い明確な精査をする機関が存在していない状況です。
注目度の高い情報サイトでさえ、その情報の正確さは怪しいのが現状です。

例えば、
・ビットコインとアルトコインの相関性について細かく書いているメディアがあまりない
・アクセスの多いコインマーケットキャップドットコムのサイトも掲載されている取引所は板の操作が露骨なものが多い
・投資家への目先のお金を示すようなマーケティングを実施して一時的な高騰はするが、その後の進捗の無いプロジェクトが多い

こういった問題点(リスク)があります。
この記事をご覧の方の中にはアルトコインを長期保有している方も少なくないと思います。

いくつかのプロジェクトの調査をする中で分かることは、コインを保有している人でもプロジェクトの精査をしている人は少ないです。
結果、不真面目なプロジェクトのコインを保有している人がいます。
それで損をしている人もいると思います。

今後もプロジェクトの精査に役立つような記事も配信していきます。
その内容がブロックチェーンプロジェクトの精査に役立てられれば幸いに思います。

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