ビットコインは12月18日に反発をするも勢いが小さいことを認識。下落の目線の継続。
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※本記事更新は2019年12月22日14時現在
※価格情報はバイナンスを参考
ビットコインは6500ドルで反発するも勢いが小さい
前回の分析(12月15日)にて、
・急落を警戒するレンジ相場であること
・下落した時に意識される価格帯は7000ドル、6500ドル
・上昇した場合に意識される価格帯は7300ドル、7500ドル、7800ドル
上記3点をお伝えしていました。
現状、ビットコインの価格推移は分析通りの動きと判断することが出来ます。
日足を参考に、
12月18日にビットコインは6500ドルに到達した後に反発して約7400ドルまで上昇。
ローソク足の実体ベースでは7271ドル。
22日現在はゆっくりと下落をして7200ドル前後を推移。
6500ドルは11月25日に反発を開始したポイントです。
その時は約7800ドルまで上昇しています。
12月18日は反発の力が11月25日と比較して強いですが、12月16日~現在の動きを見る限り、上の価格を目指す動きとしては勢いが小さいです。
現状は上値を徐々に下げていく動きが継続していると判断できます。
また、6月から続く月足下落トレンドラインを超えていません。
月足で考えた時、約8700ドルが上に進行した時に押さえつけれると考えられます。
週足で考えた時、12月16日のローソク足はコマになっています。
また、11月18日の大陰線に対して考えた時、反発の力が弱いと考えることが出来ます。
上記の内容を総合的に見て、現状は「大きな下落に対しての小さな反発」と考えるのが妥当でしょう。
ビットコイン相場がトレンド転換したと判断する為のポイント
ビットコインが上昇トレンドに転換したと判断する為には月足の下落トレンドラインを明確に超えていく必要があります。
このトレンドラインをベースに考えていくと、
8700ドル(月足下落トレンドライン)
8900ドル(月足SMA7)
が上で強く意識される価格帯と考えられます。
つまり、年内に8900ドルを明確に超えていくという動きが必要という意味です。
現状、年内の僅かな日数で8900ドルを超えていく印象が薄いです。
これは、大きな上昇をしたとしても、8900ドルで押さえつけられて下落に転ずることを警戒するトレーダーが多いだろうということを認識する必要があります。
トレードに関して
現状の目線は下落を警戒する6500ドル~7300ドルの中のレンジ相場です。
長い期間で考えると、上値が徐々に下がってきているので、安易に7300ドルに到達すると考えることは出来ないです。
総合的に見て、意識される価格帯を認識して下落を待つのが印象良いです。
上昇した場合に意識される価格帯
・7300ドル
・7800ドル
・月足下落トレンドライン
下落した場合に意識される価格帯
・6900ドル
・6500ドル
注意点としては、下落した場合には買いを入れる場合は慎重になる必要があることです。
6500ドル以下になった場合は、悲観売りと年内の確定申告に伴う売りが促進される可能性を考慮しする必要があります。
これは、下落して意識される価格帯に到達した場合は、直ぐに買いを入れるということをせずにしばらく様子を見るといった慎重な思考が必要でことを意味します。
そして、買いを入れた場合は短期で利確をするのが良いです。
買いは大きな流れで見たら逆張りです。
アルトコインに関して
アルトコインは全体的に下がっています。
これはビットコインの価格に影響を受けていると考えられます。
しかしながら、ATOM(COSMOS)、XTZ(TEZOS)といったPoSでの注目度の高いコインはビットコインの影響が小さく、数か月の期間で見た時、上昇トレンドを維持しています。
注目度の高いコインは長い目で見て、ビットコインの値動きに翻弄されていない様子が見えます。
現状、アルトコインも短期トレードを推奨です。
しかし、注目度の高いアルトコインはビットコインが急落をして後に値動きが落ち着いた後には大きな反発をする可能性があります。
ファンダメンタルが支持されて、高い注目度を維持しているコインは今から精査していくことに優位性があるということです。
また、注目度の高いコインに関してはコインマーケットキャップのランキングは当てにしない方が良いです。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
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