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bitcoin(ビットコイン)の底値はマイニングで決まる!?65万円がポイント

2018/07/20

クリプト鬼

クリプト鬼

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2018年7月18日にbitcoin(ビットコイン※以後BTC)は約85万円の高値になりました。

一般的にはいくつかの情報が価格を上げた原因となった、とされています。
しかし、私たちが入手した情報を照らし合わせると、別の視点が見えてきます。
この記事では、価格変動の変位と情報を照らし合わせて考察していき、これからのトレードに役立つような視点を皆様に共有していきたいと思います。

BTCマイニングはマシン1台で1BTC=6,000ドルの費用が発生

これは私のマイニングを行っている知人が言っていたことです。情報源はKanadaのマイニング業者です。
マイニングは暗号通貨の送金をチェックする承認作業であり、任意で参加できます。

参加者は専用の高額のマシン(20万円前後)を使用し、高い電気代を支払っています。
ここまでお金をかけるのはマイニングに参加をすると、マイニングに参加をしたコインを貰えるからです。

つまりは、システムに貢献することでそのシステムによって発生した報酬を貰えるという事です。
マイニングをする人の事をマイナーと呼んでおり、マイナーはその報酬を目当てに高い費用をかけて、マイニングをしています。

BTCが世に出た当初、マイニングの費用なんて安かったですし、スマートフォンでも出来る時代もありました。

費用面では2016年の5月頃は約5万円の費用でマイニングに参加することができました。

 

それが今では、6000ドル(約65万円)。
BTCのマイニングは参加者が多いとマシンにかかる負荷が大きくなり電気代が高くなるような仕組みになっています。
ようはBTCの人気が上がり、マイニングの競争が高まった事が理由でマイニングの費用が上がったという事です。

ビットコインの底値は65万円??

ここでbitFlyerのチャートを見てみましょう。

2017年12月17日に約245万円という過去最高高値になった後に急落して、2018年の2月6日に約65万円になりました。
税金、規制、コインチェックをはじめとする取引所からの暗号通貨の盗難。様々な理由で価格を下げています。

その後、上昇するも2018年6月30日に再び約65万円まで下がりました。
7月に入り好材料が入り急騰して2018年7月18日に85万円になっています。

好材料1つ目ブラックロックがブロックチェーン市場に参入の噂

ビットコインが6600ドルに、ETF企業ブラックロックが仮想通貨に興味
https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-reclaims-6-600-altcoins-gain-up-to-9-today-as-etf-giant-blackrock-eyes-crypto

好材料の一つ目としては、ブラックロックという6兆3億ドル(700兆円弱)という資産を管理するファンドが暗号通貨に興味を持っていると報じられ、ブラックロックが暗号通貨を買うことで市場に大金が入り、BTCが上がるという期待感が増した為です。この時、約70万円から75万円にまで急騰しています。
しかし、すくぐ後にブラックロックのCEOは暗号通貨を購入するつもりはないというコメントをしました。

仮想通貨への関心は皆無、米ブラックロックCEOが顧客について語る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-17/PBZL8N6S972D01

にも、かかわらずBTCは下げることなく上がり続けました。別の好材料が出た為です。

好材料2つ目米マスターカードが仮想通貨での支払い時間短縮へ特許申請

米マスターカードが仮想通貨での支払い時間短縮へ特許申請【フィスコ・ビットコインニュース】

米マスターカードが仮想通貨での支払い時間短縮へ特許申請【フィスコ・ビットコインニュース】

例えば、暗号通貨がデビットカードでチャージできるようになったとします。
「暗号通貨のトレードをして、現金に戻すのが面倒で不便だ」
「日本のような先進国に住んでおらず、銀行がないため、暗号通貨を使いたい」
こういった人達には暗号通貨でチャージできるデビットカードはとても便利です。

ここで重要なのはまず、暗号通貨を入手しないとチャージができないという点です。
つまり、この米マスターカードの動きは暗号通貨を入手しようと新たな買いが世界中で動きが出る可能性が高まる期待感が持てる為、価格が上昇したと考えられています。

ここまでを振り返って

マイニングにかかる1BTCあたりにかかる費用、3月と6月のチャートから分かるBTCの底値。
これが約65万円で一致することは、単なる偶然と片付けることはできないでしょう。

マイニングがなければ、暗号通貨は稼働できません。そして、マイナーはボランティアでマイニングに参加をしていません。
言い方を変えると、BTCの価格がマイニングの費用を下回るとマイナーが減り、BTCのシステム維持に支障が出ます。
つまり、BTCのマイニング費用と底値は関連があると考えるとマイニングの動向を見ておくことが今後のトレードで重要です。

また、ブラックロックが市場に参加をする可能性があるという好材料、それを打ち消すCEOのコメント。
その後に出た別の好材料。この情報の出る順番とチャートの動きがマッチしていません。
必ずとは言いませんが、これは価格形成が操作されている可能性も考慮しなくてはいけません。
ブラックロックの好材料が打ち消されたら、価格は次の好材料が出るまで、下がるとみるのが一般的でしょう。
それがないので、注意が必要という事です。

このような状況で情報に振り回されてトレードを行うのは、トレーダーの目線としては不利です。
ですので、「底値で買いを入れる」この事をしっかりと行うことが大切です。
マイニングの動向に目を向けて、ビットコインの適正価格を検討しておくことは今後のトレードで有効であると言えるでしょう。

※この記事に関連する動画はこちら
【速報動画】ビットコイン 急騰! 理由 今後の値動きはどうなるのか!?

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