おススメコイン 仮想通貨の億り方

XRP今後の見通しは!?仮想通貨リップルの将来性を徹底的に考えてみた

2018/07/24

クリプトボーイ

クリプトボーイ

この記事は約7分で読めます。

地球のみなさん、こんばんは!
クリプトボーイです。

仮想通貨市場の低迷が続いている。「今こそ買い時!」と勇猛果敢な判断ができる人はほんの一部で、なかなかこの相場では手を出しづらい方が多いのではないだろうか。

そんな悪相場の中でも見逃せないのが、時価総額3位(2018年7月17日時点)のリップルだ。

銘柄選びの基本は、その通貨の「将来性」、つまり「今後、通貨需要が高まるか否か?」ということ。1,000を超える仮想通貨の中でもリップルこそ条件に適っていると思われるのはなぜだろうか。

今回は、リップル(XRP)の将来性を検証しつつ、今後リップルの需要が高まる理由についても解説していきます。

仮想通貨リップルの概要

リップル(Ripple)が初めて生まれたのは2004年のことだ。仮想通貨の雄であるビットコインの構想が発表されたのが2008年なので、リップルは仮想通貨の中でも特に歴史の深いコインといえる。

リップルはある分野の決済通貨として開発された!

リップルが開発された目的は将来的な「決済通貨」。つまりリップル通貨を使って物を買ったり、サービスを購入することができる。ただリップルの場合は、ビットコインなどと違って特定の分野での利用を想定している。

その分野は「国際送金市場」だ。

リップルのシステムは個人間や法人間での送金に特化しており、異なる通貨間の橋渡しとなる通貨(ブリッジ通貨)になることで、今までよりも「速く、安く、誰でも」お金を送ることを目指している。

現状の国際送金は多数の銀行を経由して行われるため、時間的・金銭的コストが多大、伝達齟齬による送金失敗のリスクなどを抱えている。

そこで、リップルを中心に金融機関同士のネットワークを構築することで、手数料を安く抑えたり、即日お金を受け取れたりできるベネフィットが期待されている。

 

リップル(XRP)過去~現在までのチャート分析


リップルの仮想通貨はXRPという単位で表される。

たとえば、1XRP=50円といった具合で、この価格は日によって変動する。

XRPの流通が開始されてから現在まで、どのような価格推移をたどったのか、チャートを詳しく分析してみよう。

現在のXRP価格チャート

2018年7月17日現在、リップルの価格は1XRP=53.53円だ。

今までの通貨総発行枚数は約39億枚で、単価と総発行枚数を掛け合わせた時価総額は約2兆1,000億円となっている。

この数字は時価総額1位のビットコインの約20%に相当する。

また、時価総額2位のイーサリアムに次いで、リップルは3位の座をキープ。2017年12月~2018年1月には、イーサリアムを抜いて2位に躍り出るなど、現在も熾烈な競争を続けている。

過去のXRPチャートと変動の理由

リップルが初めて公式に取引されたのは2013年。それから2018年7月現在まで約4年間、リップルの価格は大きな変動を繰り返してきた。

その中でも注目に値するのが2014年5月。通貨が発行されてから初めての大きな動きがあった。

リップルのシステム開発者であるジェド・マケーレブ氏が運営陣と対立し、「保有している90億XRPをすべて売る」と公表したのだ。当然、多くの投資家は危機感を抱き、XRPの大量放出から価格は大暴落。この「ジェド売り事件」は運営側との和解により落ち着きを見せたが、それまで0.8円前後の通貨価値は0.2円まで落ち込んだ。

2017年に入るとリップルの成長は顕著になる。

5月にはサウジアラビアがリップルを利用した送金実権を開始、ロックアップ(リップル社が保有XRPを売りに出さない確約)の発表が投資家から好意的に受け止められた。

2017年5月前後は1XRP=約25円だった、明るいニュースが重なって53円付近にまで上昇。

リップルの「ロックアップ」というキーワードは価値上昇には欠かせない。2017年12月にもロックアップが実施されたというニュースから、1XRP=約80円→約300円という急成長。過去最高値を記録するに至った。

仮想通貨リップルの将来性

XRP過去のチャート分析が済んだところで、今度は未来の部分「将来性」について考えていこう。

今後の見通しが明るい材料

過去に時価総額ランク2位にまで浮上したリップル。なぜこれほどまでに注目されるのでしょうか?

リップルが高評価される理由を3つ挙げてみた。

・ILPシステム
・リップル関連企業
・国際送金市場の基盤になる

ILP(Inter Ledger Protocol)は、リップルが進めている国際送金プロジェクトの根幹をなすシステムだ。ILPを簡単に説明すると、「今まで銀行が単独で管理していた台帳」を「これからはILPという台帳で一元化」しようということだ。

送金や着金などの取引情報を管理する台帳を1つにまとめることができれば、各金融機関の情報共有が簡単・スムーズになり、管理コストを削減することが可能だ。また当事者の身元証明や内外為替の処理も簡素化され、より素早い国際送金ができるようになる。

このようなイノベーションが進むことで、リップルと関連企業は国際送金市場の基盤になる可能性がある。

リップルに関係する企業は既に100社を超え、多数の金融機関の他、大手IT企業との提携を加速させている。

たとえば、スペイン最大の商業銀行グループ・サンタンデール銀行は、2015年10月にリップルの実証実験を開始し、その後ApplePayとリップルを組み合わせたiPhone用決済アプリを発表。

また、クレジットカード会社大手のアメリカンエキスプレスもリップルとの仲を深めている。2017年11月にアメックス国際商業送金サービス(FXIP)にリップルネットワークが統合されている。

他にも、イングランド銀行やインドネシア銀行、国内からは三菱UFJグループやSBIグループなど世界の金融機関が参入するなど提携先を増やしている。Googleもリップル社に出資しており、この先リップルネットワークが国際送金市場の基盤になるかもしれない。

将来性に対する懸念材料

リップルには明るい材料が多いものの、将来性を懸念する「リップル懐疑派」も存在している。

懐疑派がよく主張する、「XRP発行量の6割をリップル社が握っていて、一気に売って大儲けするつもりでは!?」という疑念は非現実的だろう。もし、XRPを発行するリップル社が市場をコントロールしようとすると、企業と通貨に対する信用はガタ落ちし、通貨価値は暴落するだろう。

それよりもリップルネットワークを活かしてビジネスの裾野を広げた方がメリットは大きいので、おそらく起こり得ないのではないだろうか。

ただし、リップルの提携先として多い金融機関、金融市場というものは全く新しい挑戦には後ろ向きだ。この保守的な傾向は、金融業のビジネスモデルを考えると仕方ないが、リップルネットワークの形成と発展には長い時間がかかるはずだ。

つまり、目に見える成果が現れるまでじっくりと腰を据えて見守る必要がある。その間に仮想通貨市場では様々な出来事が起こるだろうし、時間的なリスクは避けては通れない。

ただ、今後リップルが国際送金市場で主導権を握るようになれば、必然的にXRPに対する需要は増えていくだろう。これから投資をかんがえるえの方は、明暗の材料をしっかりと検討したうえで判断してほしい。

登録者限定プレゼント&コア情報配信中!

コメントを残す


関連記事

TOP