ビットコインはレンジ相場で月足下落トレンドを横に抜ける。限定的な上昇は要警戒。
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本記事更新は2019年11月5日15時40分
価格情報はバイナンスを参考
前回の分析(11月1日の振り返り)
総合的に見ると現状の印象は弱気。
月足の下落トレンドラインが明確に意識されて上がりきれなければ上昇が難しい。
仮に上昇したとしても限定的になる可能性が高い。
分析時の価格は9100ドル前後。
現在のビットコイン
11月3日までレンジ相場。頭を月足下落トレンドラインで抑えつけられる展開が続く。
11月4日に意識されていた月足レンジ相場を超えるが、9500ドルで上げ止まる。
現在は9300ドル前後を推移。
ビットコインは前回の分析の「仮に上昇したとしても上がりが限定的になる」という状況が支持されており、予想の範囲内で動いているといえます。
状況としては、月足下落トレンドラインを少し超えて、日足SMA25に頭を抑えつけられたという場面。
現状、上にも下も傾く状態です。
トレーダーの意識としては月足下落トレンドラインの範囲内に戻るか否か?という点に注目していると考えられます。
下落トレンドラインに戻らずに数日間持ち堪えると価格を上昇させる可能性があります。
また、前回上昇した場合に意識される価格帯に9900ドルをお伝えさせて頂いていました。
今回はそこに到達することなく、移動平均線で頭を抑えつけれました。
これは、上昇でも下落でも細かい値動きをしていくことを考慮する必要があることを意味します。
意識が高いと考えられる価格帯
9900ドル
9500ドル
9300ドル
9100ドル
8500ドル
7800ドル
このままレンジ相場を継続させる可能性も考慮して、9100ドル~9500ドルを意識が高まる可能性があります。
レンジ相場は抜けた方向についていく意識が高まるので、現状は400ドル幅の範囲で様子見が印象良いです。
上昇して9500ドルを超えても9900ドルで抑えつけれらる可能性があります。
下落して9100ドルを下回った場合は8500ドル付近で意識される可能性があります。
トレードの実践において
価格の進行の鈍化が顕著なので、数時間単位の短期トレードが良いでしょう。
意識の高い価格帯でのエントリーは潜在的に逆張りになる可能性があるので注意。
アルトコインに関して
出来高の少ないものが下がり、出来高の多いものが高騰している様子が伺えます。
ビットコインの価格の影響が明確に出ているので、こちらも短期トレードで深追いしない方が良いでしょう。
これはファンダメンタル情報での高騰でも同様です。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。
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