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JP MorganがEthereumベースのブロックチェーンQuorumを発表

2018/11/01

クリプト鬼

クリプト鬼

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Ethreum(イーサリアム※以後ETH)2018年に過去最高価格1300ドル(約146000円)を突破し、同年10月現在は約20000円を推移しています。
この荒れた相場にETHの今後を懸念している人も多いと思います。
しかし、ETHのblockchainをベースとしたサービスは数を増やしています。
米国で最大であり、世界総資産額6位の銀行であるJP MORGANはETHをベースとしたblockchainのQuorumを発表しました。

Quorumとは

JP MORGANが企業向けに開発したblockchainであり、金の棒をトークン化する事に使用される予定です。
作り方が公開されているオープンソースであり、JP MORGANの信用度の高さから多くの需要獲得も期待できるでしょう。

資産を効果的に区別してトークン化。そして、それをblockchain上に記録したりデータを移動する事が出来ます。
今回でいうと、金の棒の保有権利をスムーズに実行できると考えると分かりやすいかもしれません。

JP MORGANはblockchainに対して比較的ポジティブ

JP MORGANはEEA(Enterprise Ethereum Alliance)の創始メンバーであり、理事メンバーです。
EEAはETHをビジネス利用する為の企業連合であり、多くの企業が参加をしています。

また、JP MORGANのblockchain事業の先導者であるUmar Farooq氏は
「一部の企業は基本的に人を集めて、当事者間の信頼関係を築くように設計されているため、ブロックチェーンはいくつかの事業に過激な影響を与えるだろう」とコメントしてます。

blockchainが介在することでこれまでの信用の概念が変わることを意味していると考えれます。

信用を築く為にはこれまでは人が積極的に介在する必要がありました。
しかし、blockchainは人の手によって実行されていた作業を実行する事ができるので、いくつかの既存の作業を省略でいます。

blockchainの信用性の発展により、既存の信用の概念が変わってきます。

Quorumの使用予定

Quorumはオーストラリアとニュージーランド銀行グループ(ANZ)とロイヤル・バンク・オブ・カナダとともに、インターバンク決済プラットフォームの構築に使用するとJP MORGANは発表しています。
大きな需要拡大が期待できると言えます。

ここまでのまとめ

ETHは価格を下げていますが、JP MORGANが今回の事業を進めると共に大きく需要を広げる事が期待できます。
世界銀行がETHベースで債権のサービスを始めた時もそうですが、こういったニュースがあればETHの価格が高騰してもおかしくないのになと個人的には思います。

ETHベースの期待できるサービスが多く発表されていますが、そのほとんどは稼働をしていない為、トレードでない実需用による買いが発生していません。

つまりは、トレーダー達はこういった情報でなく、あくまでもチャート情報でトレードをしている。
こういった事が予測されます。

仮想通貨市場は期待による価格変動が発生していました。それが顕著に出ていたのが2016年と2017年です。
今後は実需用のサービス普及が市場活性化の大きなポイントであり、JP MORGANの取り組みは市場活性化要因の一つと考えられると思われます。

本記事の参考情報
https://ambcrypto.com/jp-morgans-ethereum-eth-based-blockchain-quorum-to-tokenize-gold-bars/

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