ビットコインは上か下どちらにでも傾く状況。直近の大陰線が意識されている
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本記事のポイント
①目先ビットコインの価格は上も下も試せる状況
②価格の推移の状況から考えると直近で発生した大陰線が意識されている可能性がある
③長いエントリーは禁物
※本記事は2019年6月8日17時現在に作成
※チャート情報はバイナンスを参考
ビットコインに関して
ビットコインは7900ドル前後を推移。
同日AM1時~2時の間に8086ドルまで高騰。
以前、上値で重いと考えられていたポイントで下げ止まって現在に至ります。
直近で下落が大きく進行したのは
同年6月4日と5日。
1時間足で
①6月4日AM8時
②6月4日AM9時
③6月5日AM2時
この3つのローソク足の陰線が意識されていると考えられます。
上がり止まった8086ドルは②の陰線の上値。
現在、推移している価格は③の上値。
つまり、直近で上を目指す場合は
②と③の陰線が上がり止まりの意識として機能する可能性があるということです。
小さな下落が進行する場合は
・③の下値約7619ドル
・直近で下落が進行して下げ止まった7458ドル
大きな下落が進行する場合は
・前回の配信で説明した7000ドル
上記3つが買いが発生しやすいポイントと現状は考察出来ます。
そして、時間足と日足で見たら価格が高騰しているものの
週足で見ると下落進行中とも考えれる状況。
上がっているという安易な思考はしない方が良いです。
トレードにおいての戦略
①6月4日AM8時
②6月4日AM9時
③6月5日AM2時
目先は上記の3つの陰線が意識されていると考えられるので、下落進行時も上昇進行時も3つのローソク足を参考に
買いと売りが発生しやすいポイントを探るのが良いと考えられます。
①に関しては大きなローソク足であることから、上昇進行時は①の上値まで上がるという安易な思考は禁物です。
下落進行時は7458ドルよりも下になった場合、
7240ドルも意識される可能性があります。
このポイントは2019年5月17日~18日に発生した下落の下げ止まりの価格帯です。
週足レベルで考えれば、前回同様7000ドルが買いの発生しやすいポイントと考えられますが、細かい動きなら7240ドルも意識される事も考慮する必要があるという事です。
アルトコインに関して
アルトコインは現状ビットコインの影響を大きく受けることなく、独自の価格推移している印象。
これはビットコインの価格が落ち着いているからと考えられます。
ゆえにトレードする時は、土日はチャート情報を重視しつつビットコインの急激な価格変化を警戒してトレードをするのが良いと考えられます。
補足事項
ビットコインのマイニング、アナリストの年末に向けたビットコインの価格予想。
これらは現状比較的ポジティブです。
しかしながら、相場というものは必ずしもファンダメンタルが反映するものではありません。
市場に参加しているトレーダーを大きく分けると
①参加したての初心者
②数年間トレードを実践している人
③ビットコイン大量に保有にしているクジラ
この3つに分ける事が出来ます。
現状は①に属する人がビットコインをHOLD(相場を気にせず保有し続けるという意味)していると推察されます。
2019年1~3月辺りは②に属する参加者の方が多かったと推察されます。
この状況は大きな急落が発生しにくい状況です。
時間をかけてビットコインの印象が悪くならないと大きな急落が発生しにくいです。
ショートでもロングでも長くポジションを持つ優位性は無いということが推察される状況です。
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