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仮想通貨EOS(イオス)とは?特徴・将来性を解説

2018/09/03

クリプトボーイ

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時価総額ランク5位のEOS(イオス)。過去最高のICO調達額を達成した銘柄だけに注目度は高い。

EOSはイーサリアムのシステムを基に生まれた仮想通貨だが、既に本家を超えるソフトウェアやネットワーク開発が進んでいる。このまま順調に開発が進めばイーサリアムを追い抜かすかもしれないという期待もあり、今のうちに特徴や性質を押さえておこう。

仮想通貨EOS(イオス)の特徴

仮想通貨EOS(イオス)は、2017年6月にICOセールを行い、ほんの18時間で16億円を調達。その後も勢いにのって、ICOセール史上最高額である約4,500億円の資金調達に成功した。

2018年8月21日時点の時価総額は4,760億円と全仮想通貨の中で第5位に付けている。一般公開からほんの1年足らずで、リップルやイーサリアムなど主要通貨を脅かす存在になった。この事実は見逃せないだろう。

EOSのシステムを利用してトークンやアプリを開発できる

EOSの最大の特徴とも言えるのが、分散型プラットフォーム「EOS.IO」だろう。分散型合プラットフォームとは、簡単に言うとEOSのシステムを基にして様々なトークンやアプリを開発できるということだ。

EOSと似た仮想通貨にイーサリアムがあり、イーサリアムも同じく分散型プラットフォームである。実はEOSもイーサリアムのシステムを基に開発されたトークンだ。

EOSのプラットフォームから次々と新しいアプリが生まれてくる、これを総じて「EOSプロジェクト」と呼ぶ。プロジェクトに参加する新たに開発されたアプリは、基本的にEOS通貨を利用することで一般利用できる。

つまりEOSプロジェクトが成長することでEOS通貨の価値も高まっていくことが期待できるだろう。

EOSソフトウェアはクレジットカードの処理速度を超える

EOSが開発するソフトウェアは1秒間で100万件以上もの取引を処理できる。ちなみにイーサリアムは約30件、クレジットカード大手のVISAは約4,000件程度の処理速度だ。

EOS通貨を使えば国境をまたいで送金ができたり、ゆくゆくは仮想通貨決済にも利用できたりするようになるだろう。クレジットカードの決済処理時間よりも早く、瞬時にデータが反映されるのだ。

実はEOS通貨自体に価値はない?

EOS通貨は全くの無価値である。現在の仮想通貨市場では時価総額5位につけ、EOSは様々な取引に活用されている。

しかし、EOS通貨とEOSプロジェクトには全くの関係性はないのだ。この事実はEOSの公式ホワイトペーパーでも公表されている。

つまり、現在のEOS通貨は単に資金を集めるためだけに発行されたに過ぎない。今あるEOS通貨はイーサリアムのブロックチェーン上に記録される単なるトークンでしかない。EOSネットワークの中で通貨を利用するには、イーサリアムのブロックチェーンから切り離さなければならないのだ。

そこで2018年6月EOSはメインネットを始動した。このメインネットへ移行することで、EOSはイーサリアムから分離し、単独のブロックチェーンを構築することができる。

しかし、EOSのメインネットが構築されてしまうと、EOS通貨は凍結され完全に価値を失ってしまう。EOS通貨を扱っている取引所(Binance、HitBTCなど)では、新しいEOS通貨の移行手続きを自動的に行ってくれる。自身で手続きを行うと複雑なので、取引所を利用して移行作業を進めると良いだろう。

仮想通貨EOS(イオス)の将来性

EOSの分散型プラットフォームという構想は決して新しい発想ではない。既にイーサリアムを中心に市場を席巻しつつある。

しかし、EOSのメインネット移行は2018年6月に無事完了した。後は、EOSソフトウェアの開発、ネットワークの構築によって新たなEOSブロックチェーンが生まれるのだ。

EOSのシステムを使えば、これからは簡単にアプリやトークンを開発できる。もちろんイーサリアムのシステムでも可能であるが、EOSは処理速度の速さ、手数料不要という強みを持つ。こうした独自性を持つことで、後々はイーサリアムからEOSに切り替えが進む期待も持てるだろう。

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