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EOSがICO史上最高額40億ドル調達!市場の期待MAX?

2018/06/11

クリプトボーイ

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EOSがICO史上最高額40億ドル調達!市場の期待MAX?

地球のみなさん、こんばんは!
クリプトボーイです。

EOS(イオス)が1年間にもおよぶ長期ICOを終え、ICO史上最高額の40億ドルを調達した。「詐欺だ!無価値だ!」と叩かれながらも、想像するだけで頭がクラクラするような金額を調達したということは、今後の動きに市場の期待がMAXに高まっているということだ。

コインテレグラフの記事などから、経過と今後の展望をみてみよう。

EOSとは?

ブロック・ワン(block.one)が2017年に公開した仮想通貨。ややこしいのでここではEOSトークンと呼ぶことにしよう。ソフトウェア開発の資金調達目的で、2017年7月1日~2018年6月1日にかけて発行された。長い!

EOS自体は分散型アプリケーションに特化したプラットフォームで、将来的に企業間で導入されることを想定して開発されている。この辺りから察すると、ビットコインよりもリップルやイーサリアム寄りか。最大の特徴は驚異的なトランザクション速度だ。

The EOS platform is a special block-architecture that can scale up to several million operations in 1 second without any commissions from users and with the ability to easily and quickly deploy various applications(medium.com).
特殊なブロック構造を持つEOSプラットフォームは、毎秒数百万件という取引を処理できる。ユーザーは手数料を支払う必要がなく、様々なアプリケーションを簡単かつ迅速に導入することが可能だ(ミディアム・コム)。

ビットコインは毎秒7件、イーサリアムは20件、革命的といわれるリップルでさえ1500件が限度だと考えると、EOSのすごさにおののいてしまう。因みに「世界中どこに行っても安心のクレカ」VISAは24万件だ。市場がEOSに期待しまくるのは当然だろう。

待望の「EOSIO 1.0」 リリース

こんな感じで物凄いプラットフォームが開発されているわけだが、すごいモノを作るにはたくさんお金がいる。そこで資金集めのICOが実施されたのだが、期間は1年間と途中でその存在を忘れてしまうぐらい長かった。

しかも実際に商品がリリースされていなかった上に、話題が先行しすぎたのが裏目にでた。EOSが何か?をほとんど、あるいはまったく理解しないままICOに飛びついた投資家も多く、ホワイトペーパーに記載された「トークンには利用用途がない」「48時間以内に移転不可になる」といったくだりから、「詐欺だ!」コールが起こった。

しかし6月2日、ついに「EOSIO 1.0」 をリリースしたので、「毎秒何百万件ものトランザクションを処理できる」「ユーザー手数料を排除する」というホワイトペーパーでのお約束を、一応は果たしたことになるのか?

40億ドルの価値はあるのか?

気になるのは今後の動きだ。さすがに40億ドルをかかえて行方をくらますということはないだろうが、果たして40億ドル分の値打ちがある成果をみせてくれるのか?ホワイトペーパーに嘘偽りはないのか?

ICO期間中、ブロック・ワンはのんびりあぐらをかいて、磁石でお金を引き寄せていたわけではない。「EOSIO 1.0」 のリリースに備えて「EOSIO Dawn 3.0」を実装したり、「EOSIO Dawn 4.0」をアップデートしたり、小まめに活動していたのだ。完全版がリリースされた今、より多くの開発者がプラットフォームを試し、フィードバックをみながら調節や改善されていくだろう。

EOS関連のプロジェクトを追跡する「EOSインデックス」によると、すでに140件以上のプロジェクトが進行しているそうだ。その中にはEOSブロックチェーンを採用したオンライン百科事典「Everipedia」も含まれる。いわゆる「Wikipedia」のブロックチェーンバージョンだが、執筆に貢献すると報酬としてネイティブトークンが支払われる点が高ポイントだ。

Wikipediaの共同設立者ラリー・サンガー氏も興味を示しているそうで、うまくいくと「Wikipedia」にとって代わる世界の大百科事典に成長するかもしれない。

ブロックワンはICO以外にも、独自のファンドなどで多額の資金調達に成功しており、総額10億ドルを超える資金をEOSIOプロジェクトに投じていく計画だ。これだけの規模でコケるとはちょっと想像できないので、やはり「期待大」としておこう。

ブロック・ワン とは?

ブロック・ワンは、タックスヘイブンとして有名なケイマン諸島を拠点とするスタートアップ。香港やカリフォルニア、バージニアなど世界中で200人の従業員を抱えつつ、ブロックチェーン関連のビジネスソリューションを開発・提供している。

2018年1月には米大手投資会社フォートレス・インベストメント・グループの元ヘッジファンド・マネージャー、デヴィッド・ノヴォグラッツ率いるギャラクシー・デジタルとともに共同ベンチャー「EOS.IOエコシステム・ファンド」を立ち上げ、総額32.5億ドルを獲得。6月にはSVK Cryptoと組んで5000万ドルを獲得している。

「EOSIO 1.0」 とは?

EOSIOブロックチェーン・ソフトウェアの完全版。企業は高性能・高セキュリティのブロックチェーンベース・アプリケーションを迅速に構築・展開することができる。

 

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