仮想通貨のはじめ方

ビットコインとは?その誕生経緯と仕組み

2018/10/01

名波 はるか

名波はるか

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こんにちは、名波はるかです。

この記事では、ビットコインとは?いったいどんなものなのでしょう?

その誕生経緯と仕組みを初心者の方向けにお話しますね。

ビットコインを生み出したナカモト サトシとは何者?

ビットコインの生みの親と言えば、「Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)」ですよね。

ですが、その「Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)」と名乗る人物は、実は誰なのかわかっていません。

一見、日本人のように思える名前だけど、日本人だという確証もありません。

2008年にSatoshi Nakamoto名義で、突然インターネット上に公開された論文
「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」
には、こんなことが書かれていました。

  • 銀行の手数料はムダなものである。
  • 国が通貨の発行枚数を増減できることは、ある意味問題だ。
  • だから、具体的にこうした方がいいのではないか?

ビットコインは、この論文を読んで共感した有識者が集まって、作られたものだそうです。

ブロックチェーン技術とは何?

そして、ビットコインを説明する上で外せないのが、ビットコインを支える中核の技術、ブロックチェーン技術です。

世界中でビットコインが取引されているわけですが、それらの取引記録の管理にブロックチェーン技術が使われているのです。

ビットコインの取引記録は、全て「ブロック」と呼ばれるオンライン上の入れ物で管理され、誰でも見られる形で公開されています。

ブロックの大きさは約1M(メガ)。

10分間に1つブロックは生成され、このブロックの中に、10分の間に世界中で取引されたデータが記録されます。

ブロックが生成される過程で、私たちがビットコインの取引をした承認が行われています。

生成されたブロックは、時系列に繋がっています。
この鎖のように繋がる特徴から「ブロックチェーン」と呼ばれています。

ブロックチェーン技術はマイニングによって支えられている!

このブロックを生成し、ビットコインの取引承認を行うことを、「マイニング」。

マイニングを行っている人を、「マイナー」と呼びます。

ビットコインは全ての取引が、ブロックチェーンで記録、管理されていますが、
その取引が正当なものであることの証明を行うのがマイナーの仕事です。

マイナーは実は、私でも、これを読んでいるあなたでも、誰にでもなることができます。

世界中にいるマイナーたちは、ビットコイン取引が行われる度に一斉に演算を行い、その正確性とスピードを競い合います。

もっとも速く演算を行ったマイナーは、その取引の承認者となり、マイニング報酬として今だと12.5BTC受け取ることができます。

12.5BTC、9/28時点で1BTC約75万円ですので、約1000万円近い報酬が貰えるのです!

そのため、マイナーたちはマイニングマシン代と電気代をかけて、演算競争をし報酬を奪い合います。

多くのマイナーが競い合うことにより、公正さが証明されているわけです。

この仕組みそのものをPoW(プルーフ・オブ・ワーク)
直訳すると「仕事量(=演算)による証明」と呼びます。

(マイニングは誰にでもできると書きましたが、マイニングマシンを動かすのに、電気代がかかるため、電気代の高い日本でマイニングを行うことは、不利であると言われています。)

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