相場分析 話題のニュース

ビットコイン価格の重要ファンダメンタル。半減期と向き合う例

2020/01/01

クリプト鬼

クリプト鬼

この記事は約6分で読めます。

ビットコインは現在、11月25日から続くながいレンジ相場を継続。
現在の焦点は今年の5月に見込まれる半減期。これにより価格が上昇すると予想する人と今の価格は半減期が織り込まれていると考えている人に分かれています。
この記事では今後の価格形成のポイントをいくつかピックアップして考察を共有することを目的とします。
また、本記事は前回の分析の内容を含むのでまずはそちらに目を通して頂くことをお勧めします。
https://cryptoboy.jp/bitcoin-analysis-20191227/

現状のビットコインは強気ではない

前回の分析(2019年12月27日)でもお伝えしていますが、ビットコインは2019年6月以降は弱気相場です。
2019年6月~8月のローソク足から引ける月足下落トレンドラインは長く機能しており突破は容易ではありません。
バイナンスを使用する機関投資家達が2019年はビットコインは1万ドルを再び突破すると予想しているというメディアもありましたが、結果としてそれはいたりませんでした。
一時、世界的主要取引所の一つであるbitfinexにて大量のロングポジションが確認された影響で高騰しましたが、7800ドルの突破とはいきませんでした。
ビットコイン価格は安易な情報で短期的な上昇は難しいと考えるのが現状は妥当であると考えられます。

しかしながら、6500ドル以下に進行する訳でもありません。
6500ドルは2019年にマイニングコスト(ビットコインの原価のように認識されているもの)として認識された価格です。
つまり、現在のビットコイン価格はマイニングコストと月足下落トレンドラインの間で揺れている状態です。

11月25日からは6500ドル~7800ドルのレンジ相場。
また、今月の月足下落トレンドラインは約8000ドル。
月足SMA7は約8400ドル。
7800ドルとの価格差が200ドルと小さいことから、現状は明確な上昇の為には8400ドルを明確に超えていけるかどうかが一つのポイントになると考えられます。

同時に上昇した場合に意識の高い価格帯は
7800ドル
8000ドル
8400ドル

上記3つの価格帯が意識されると考えられます。

下落した場合には
6500ドル
6000ドル
5500ドル
5000ドル

の上記4つが考えられます。

現在、ビットコイン価格は約7200ドル。
安易な買いも売りも出来ない状態です。

従って、トレードに関しては現状は様子見が印象が良いです。

半減期とは?

半減期は一言でいうと「市場に追加供給されるビットコイン数量の割合が半分になること」です。
ビットコインの総発行数は2100万BTCと決まっています。
これはよほどの事が発生しない限りは変わらないと考えられます。
つまり、総発行数が決まっている希少性はビットコインに価値があるという認識を形成している一つの要素であるということです。

ビットコインは2009年に誕生して、総発行数の半分である1050万BTCが市場に供給されました。
4年後にその半分である525万BTC、さらに4年後はその半分である262.5万BTCが市場に供給れました。
次回の半減期はさらに半分の131.25万BTCが供給されることが予定されています。

また、いきなり一気に131.5万BTCが供給される訳ではありません。
マイニングに参加をするマイナーに報酬という形で約10分に1度の頻度で少しずつ供給されます。
現在、マイニング報酬は約12.5BTCです。
時間の半減期ではこれが半分の6.25BTCになります。

なぜ半減期でコインの価格が上がるのか?

こちらは短期的な目線では上がるという印象が作用している部分が大きいです。
ビットコインは10分に一度供給されているということはこの供給されたビットコインは取引所への売り圧になります。
※OTC取引も考慮をしないといけないのですがここでは分かりやすく取引所に焦点を当てます

ビットコインの価格を決めるのは取引所の相場であり、買い圧と売り圧のバランスです。
売り圧<買い圧の状態になると価格が上がります。

半減期が来ると売り圧が小さくなります。
つまり、売り圧<買い圧になりやすくなるという見方が出来ます。

また、前回の半減期の時には「マイナーの報酬の半減を無くす為にビットコインの価格が上がる」という風潮がありました。
売り圧と買い圧のバランスから考えれば、このような話しは相手にされないものです。
しかし、当時はビットコイン投資を始めた人々のリテラシーが低く、この触れ込みを信じて大金を投じる人もいました。

過去の傾向を見てみると、半減期の前に上がり半減期以降は下げます。
その後、後から過去最高価格を更新するという流れです。

つまり、半減期とはあくまでも長期的な上昇要因であり、短期的には上がるという認識での買いが入り高騰するという見方が妥当ということです。

必ずしも希少性の上昇は価格の上昇になりえない

少ない数量に対して多くの買い圧が発生すると価格を上昇させやすいことは広く知られていると思います。
ビットコインの半減期やバイナンスコインのBURN(市場供給数の減少)などはこの状態になったと考えられて価格を高騰させるという現象が多く発生しました。

しかし、少ない数量であったとしても需要が無ければ価格は上がりません。
ビットコインの半減期は未来の相場に供給される数量の割合が少なくなるというものであり、現在の供給数を半減させるものではありません。

この事実は、上記の半減期による短期的な高騰は認識で発生するという考えを支持するものであるといえます。

まとめ

現在のビットコイン価格は短期的には上にも下にも進行しうる状態です。
今年の3月は米国の確定申告に伴う大きな売り圧が控えているというのが、一般的な認識です。
先月は日本の確定申告売りが警戒されていましたが、ビットコイン価格はそこまで動きませんでした。
これは、1月は12月に発生しなかった大きな売り圧が発生する可能性があることを認識する必要があることを意味します。

ビットコインの半減期は高騰したとしても、短期的に大きなボラリティが発生する可能性高いです。
現状、この時に意識される可能性が高いのは、去年の最高価格14000ドルです。
そこを超えるなら、過去最高価格である19766ドル(約20000ドル)です。

現状の相場は迂闊なエントリーを控えるべき状況です。
よって、今は意識が高い半減期や米国の売り圧に対して思考して、備えることに優位性があるでしょう。

※本記事更新は2020年1月1日18時現在
※価格情報はバイナンスを参考

登録者限定プレゼント&コア情報配信中!

関連記事

TOP