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ビットコインは緩やかな下落を進行させる。ポジティブ情報への反応も鈍いことを認識。

2019/11/10

クリプト鬼

クリプト鬼

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※本記事更新は2019年11月10日18時現在
※価格情報はバイナンスを参考

価格を下に抜けるも下がりも限定的

結果からいうと現状のイメージは緩やかな下落傾向という印象です。

要因としては・・・
①月足下落トレンドラインの範疇であること
②10月25日の「中国ブロックチェーン注力」の報道前まで弱気な相場であったこと
③11月8日に一気に9200ドル付近から8700ドル付近まで下落。その後の反発が弱いこと
④中国のマイニングが公式に解禁になるが相場が反応していていないこと

大まかに上記4つです。

日足で見て、10月25日~26日に7400ドルから10350ドルまで大きく高騰しましたが、現在に至るまで10350ドルに再挑戦する兆しが見えません。

意識の高い価格帯として挙げている上昇した時の9900ドルへの進行は日足SMA99によって、はばかれています。
これは上昇する力が弱まっていると考えられます。
11月4日に一時的に月足下落トレンドラインを横に抜けて小さな上昇をするものの8日に下落。
11月4日の上昇よりも、11月8日の下落の力が強いです。
月足の下落トレンドラインを超えるのは容易ではないという事を認識する必要があります。

11月8日の下落は、下落した時に意識されると価格帯である8500ドルには到達していません。
これは日足SMA25でサポートされた為です。

総合的にみて、
月足の大きな下落の流れを小さく抵抗していくが、大きな流れに逆らえずに下落したという印象です。

トレードに関して

9月26日から現在に至るまで、数日~数十日かけて下落に抵抗して下がっていくというパターンが続いています。
現状、このパターンを脱しきれていないことを認識していくのが良いです。

上昇時の意識の高い価格帯としては
9900ドル
SMA99
月足下落トレンドライン
です。

9900ドルに到達するまでには月足下落トレンドライン、SMA99の順に超えていかないといけないという意味です。

下落時の意識の高い価格帯としては
SMA25(現在、推移している価格帯)
8500ドル
7800ドル
7400ドル

10月25日に上昇前の価格帯を目指すに辺り、SMA25、8500ドル、7800ドルの順に超えていかないといけないという意味です。

現状、上昇と下落の双方、急激に進行させる印象は薄いです(ファンダメンタル情報発信時を除く)。
しかし、下落の方が効率的なので、急落はやや警戒するべきでしょう。

数時間~数日のおいて逆張りになる可能性があるので、意識の高い価格帯でのエントリーは控えた方が良いでしょう。

また、買いの場合は現状、大きな流れでは逆張りです。
買いの場合は短期利確。売りの場合は買いよりも長く様子見(意識の高い価格帯での利確はあり)の姿勢で慎重にトレードするのが印象良いです。

アルトコインに関して

ビットコインが数日停滞する時に資金が移動する可能性ある為、そこがねらい目と考えるトレーダーもいるでしょう。

しかし、ビットコインが大きな流れで弱気ということは、アルトコインも同様であると考えるのが賢明なので、短期利確をして利益を守っていくのが良いでしょう。

BTC建てでみると印象が良くても、現金建てで見たら弱気です。
必然的に利益は現金建て守っていくのが賢明でしょう。
※本記事は取引を推奨するものではありません。実際に取引をする場合は自己責任でお願い致します。

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