買っておくならこの仮想通貨？「ハックド」お薦め5銘柄

地球のみなさん、こんばんは！
クリプトボーイです。

現在、時価総額や価格は低いけど、これからブレイクしそうな仮想通貨を紹介するぞ。ドラゴンチェーンやアークなど、仮想通貨情報サイト「ハックド」が注目する5種類だ。

ドラゴンチェーン（DRGN）――ディズニーが手掛けていた

ドラゴンチェーン（DragonChain）はディズニーが手掛けていた仮想通貨プロジェクトで、2016年にオープンソースの仮想通貨として一般公開された。拡張性と開発、セキュリティに焦点を当てた、ビジネス・スマートコントラクトのインフラを提供している。

コイン・マーケットキャップ5月28日の最新データでは、時価総額ランキング92位（1.42億ドル）、コイン1枚の価格は0.58ドルと、懐具合が寂しくても手が出しやすい。

しかし小規模なビジネスでもブロックチェーン技術を取り入れやすい環境を提供していると考えると、過小評価されている感は否めない。まだ主要仮想通貨取引所には上場していないので、Kucoin、IDEX 、 EtherDeltaといった海外の取引所から購入する必要がある。

アーク（ARK）――LSKから派生

2017年3月、仮想通貨「リスク（LSK）」から派生したアルトコイン、アーク（Ark）。リスクと共通点が多いが、DPOSと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用しているのが特徴だ。DPOSは通貨の保有量に応じて投票権が割り当てられ、その保有者によって取引の承認者が選出されるという、ちょっと民主主義的なシステムである。

高速取引、他の通貨との橋渡しの役目を果たす「スマートブリッジ」機能の評価も高い。

2017年9月のピーク時には4ドル弱を記録していたが、現在は2.19ドルまで落ち込んでいる。ランキング63位（2.3億ドル）。再高騰を狙うと今が買い時かもしれない。Binance、Bittrex 、Upbitが取り扱っている。

ヴァ―トコイン（VTC）――2014年登場の古参

日本では知名度が低いようだが、ヴァ―トコイン（VertCoin）はビットコインやイーサリアムのオルトコインとして、2014年に市場に登場した仮想通貨の古顔だ。ビットコインに挙げられるマイニングの中央集権化を防ぐ目的で開発された、反ASIC仮想通貨といったところだ。

これまでのピークが開始直後の3.75ドル、現在は1.65ドルと半分以下に大下落している点で不安を誘うものの、現在はビットコインとともに「ライトニングネットワーク」のテストを実施中だという。

極限まで楽観視すると、将来的に価格が開始直後、あるいはそれ以上の水準に達する可能性を秘めていると考えられなくもない。そこまで価格が上がらなくても、地味ではあるが、手堅いコインであることは確かだ。

供給上限8400万枚、現在は4.4万枚が市場に出回っている。時価総額ランキングは151位（7339万ドル）と、ちょっと気の毒になるほど低いが、今後に期待しよう。

パワー・レジャー（POWR）――再生可能エネを取引

ブロックチェーン・プラットフォーム上で再生可能エネルギーを取引するというパワー・レジャー（Power Ledger ）。つい最近、オーストラリアのパース副市長に就任したジェマ・グリーン氏が会長兼共同設立者という、ユニークなバックグラウンドだ。

POWRは、この再生可能エネルギー用P2Pマーケットプレースで利用できる、イーサリアムベースのトークンである。発行上限枚数は10億枚で、現在の供給数は3億 7335万枚、1枚0.30ドルで取り引きされている。時価総額ランキングは110位（123億ドル）。

ディープブレイン・チェーン（DBC）――NEOとも提携

ディープブレイン・チェーン（Deepbrain Chain ）は名前から何となく想像できる通り、AI（人工知能）の計算をマイナーが請け負うことでマイナーは報酬を得、開発者は計算労力や時間、コストなどを削減できるシステムだ。

ブロックチェーン技術とAI技術の融合を試みている所が、なかなか斬新である。「中国版イーサリアム」と称される仮想通貨ネオ（NEO）とも素早く提携関係を結んでいる。

時価総額ランキングは120位（1億ドル）。1月には0.6ドルを超えていた価格は、現在0.007ドル弱と1桁減っているものの、AI×ブロックチェーンをリードするプロジェクトとして注目を集めている。供給上限100億枚のうち、15億枚が循環している。

ライトニングネットワークとは？

オフチェーン上で取引を一旦まとめ、効率化された取引だけをブロックチェーン上に送ることで、少額決済を可能にする送金技術。手数料が抑えられ、取引承認速度がアップする、サードパーティーの承認が不要という利点がある。